玄関ドアから隙間風が…  ~玄関周り改修工事~

皆様こんにちは。エールハウス藤沢店二級建築士の新井田です。

今回は冬に向けての玄関周りの改修工事事例をご紹介致します。

今回お客様より玄関ドアに隙間があり、風が入ってきてしまうとの事でお話を頂戴いたしました。

お客様のご要望

  • 玄関ドアに隙間があり、冬場は隙間風が入ってきてしまい寒い。
  • 玄関ドアが歪んできたのか開け閉めがしにくくなった。
  • 玄関周りの断熱性能を良くしたい。

上記がお客様のご要望でした。

現地を確認すると、玄関ドアの上部に隙間が見受けられました。

ドア自体も木製の為、年数による伸縮を繰り返し歪んでしまったものと思われます。

【内観:既存ドア上部隙間】

【外観:欄間部分】

また上部ガラスも単板のガラスなので、断熱性能は低く、室温が簡単に逃げてしまう状態でした。

そのほか土間のレンガタイルが古く、せっかくドアを新しくするのでこの機に新しいタイルに変えることになりました。

【既存土間レンガタイル】

【既存土間レンガタイル 室内】

 

ご提案内容

  • 玄関ドアは一日で交換ができるリシェントドアをお勧め致しました。
  • 欄間は単板ガラスから断熱性能の高いLow-E複層ガラスに交換します。
  • 土間のタイルは既存タイルの上から重ねて新規タイルを張るようお打ち合わせさせて頂きました。

 

工事について

玄関ドア

玄関ドアはLIXILのリシェントでカバー工法にて施工させて頂く事になりました。

玄関ドアのグレードは神奈川県の藤沢近辺で推奨されている断熱仕様K4のM17型をお選び頂きました。

  • 商品の詳しい説明は他ブログをご参照下さい。

『たった1日で玄関リフォームできちゃう!カバー工法玄関リフォーム』

https://yellhouse.jp/blog/1daygennkannkaba-kouhou/

【LIXIL リシェント】

 

玄関ドアをお選びいただく際の注意点

玄関ドアの性能はお住まいの地域の環境に応じて選ぶ事が重要になります。

  • 寒い地域ではK2仕様や高断熱仕様を選ぶ。
  • 沖縄などの温暖な地域ではアルミ仕様でも十分な場合と、地域により断熱性能を合わせる必要があります。
  • 温暖な地域でも断熱性能の高いグレードを選ぶ事は断熱性能を上げることになるのでなお良いでしょう。
  • 寒冷地でグレードを落としてしまうと結露や冷暖房の不効率など発生してしまう場合があります。

【地域別ドア仕様】LIXIL

【断熱ドア仕様一覧】LIXIL HPより

 

また、玄関ドアを選定する際はご自宅の都市計画情報に基づき防火・準防火地域と呼ばれる防火処置が必要な地域内かを調べる必要があります。

お住まいの地域が防火・準防火地域である場合で建物の燃焼ラインと呼ばれる道路や近隣から出火した場合に燃え移る可能性のある範囲内の窓やドアは防火仕様を選ぶ必要があります。

防火仕様は本体価格が高額になってしまいますが、防火・準防火地域にお住まいの方は身の安全を考え防火仕様にしましょう。

 

【延焼ラインについて】LIXIL HPより

 

欄間ガラス

欄間部は木製枠に溝があり、ガラスが上下で差し込まれている状態です。

今回単板のガラスから複層ガラスに変更する為、ガラスの厚みがかなり変わってしまいますので既存の溝は使うことができません。大工さんに4方で枠を組んでもらい、ガラスを納めるように致しました。

【欄間ガラス交換】

今回のように木枠の場合ではなく、アルミサッシでも同じように単板のガラスから複層ガラス交換もできる場合もあり、その場合はアタッチメント付きガラスをお選びいただく事で既存のサッシを残したままLow-Eガラス等の断熱性能の高いガラスに交換することも可能です。(既存のサッシによりできない場合もあります)

また、ガラスの性能は上がっても、アルミサッシの場合はアルミが熱を伝えやすい為アルミ枠の断熱性能や気密性は変わりませんのでご注意下さい。

 

【アタッチメント付きガラス】YKK HPより

 

土間タイル工事

土間は解体すると下地の補修等で大掛かりになってしまう為、レンガ調のタイルの上に新しいタイルをリフォーム専用のボンドにて張ります。

解体と土間下地が必要ない為、大幅に工事費用を少なくできる為、最近では施工機会が多い工法です。既存の土間の不陸の影響をもろに受けてしまう為、不陸の悪い土間の場合だと、施工ができない事もあります。

今回はそこまで不陸が悪くありませんでしたので問題なく施工ができました。

 

土間のタイルと言えば100角の小さいタイルや300角の大判サイズの通し目地張り(※写真参照)の張り方を思い浮かべる方が多いかと思いますが、今回は300×600の長方形型の大判サイズのタイルを目地をずらし下段のタイル端部が上段のセンターに来るように互い違いに張る、馬踏み目地という張り方で施工致しました。

タイルはLIXILの外装床タイル「グラヴィナNX」にて施工させて頂きました。

【通し目地とは】LIXIL HPより

【馬踏み目地とは】

【タイル施工中】

 

重厚感のあるタイルで、とてもかっこいい床に仕上がりました。

【タイル完成】

【タイル完成】

完成!

玄関ドアも断熱ドアに変わり、気密性・断熱性能も上がりました。欄間の大型のガラスも単板からLow-Eのアルゴンガス入りに代わりましたので、冬場の寒さ対策もばっちりです。

エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

 

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