狭かったバルコニーが、開放的な広々バルコニーへ大変身!

こんにちは!一級建築士の後藤です。休みの日には、よく愛犬を連れて散歩をしています。

さて今回は、先日に工事をしてお客様に大変喜ばれた『バルコニー工事』についてお伝えします。

開放的な広々バルコニー

最初にお客様からご相談いただいたのは『2階のバルコニーが、90センチ×270センチほどしかない。さらにエアコンの室外機がバルコニー内部に1台あるため、とても狭い。また洗濯物が壁面や手摺壁にすれて汚れたり、お布団も干しにくい。何とかバルコニーを広くすることは出来ないでしょうか』とのことでした。

既存バルコニー(奥行約90センチ×幅約270センチ)
バルコニー既存
既存バルコニー内側(エアコンの室外機があるため、使用できるスペースが狭い)

そこでお客様のご要望を叶えるため、大工さんやバルコニーの職人さん、防水の職人さんとでいろいろと熟考しました。

お客さまへのご提案

1.既存バルコニー前面の手摺・壁を解体撤去して、補修・防水処理をする

2.既存バルコニーの前に新たに柱建てのアルミ製バルコニーを設置する

ご提案したもののバルコニーの下がガレージになっていたので、建てる柱の位置、バルコニーの強度的な問題、それらをカバー出来る規格のサイズなどの問題がありました。私も今までリフォームを30年以上やっていますが、正直このような工事は初めての経験で、色々と悩まされました。

万全の態勢でいざ着工!

万全の準備をして、下記の手順で工事を行ないました。

  1. 足場掛け
  2. 前面手摺壁の解体及び補修
  3. 解体・補修部のFRP防水処理
  4. 外壁サイディングの補修張り
  5. アルミバルコニーの先端部の新規取付
  6. 既存手摺・笠木の補修
  7. 開放的な広々バルコニーの完成♪

事前に考えていた通りにスムーズに工事は完了しました!どんな仕事でも同じだと思いますが、しっかりと段取りをすることが何よりも重要ですよね。

広くなったバルコニー

防水処理のため、床部分には多少の段差が付きましたが、90センチ×270センチの広々したバルコニーの完成です☆

開放的な広々バルコニー 完成写真

これだけバルコニーが広ければ洗濯物も壁に擦れることなく「カラット乾燥して、気持ち良く洗濯できるわ」と、お客様に大変喜んでいただいきました。また、今までの閉塞的な手摺壁よりもアルミの格子の手摺の方が明るく開放的で、風通しも良くなりました。それから下のガレージの屋根代わりにも多少なっているので、車の汚れも緩和されて「このバルコニーは大変満足していて、本当にエールハウスの後藤さんに相談して頼んでよかった」と言っていただきました。

あなたのお宅にも、このような開放的なバルコニーでご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか (^^)?

開放的な広々バルコニー