【天然石で石張り外構工事】趣がある車庫土間に♪

こんにちは!エールハウス藤沢店の店長、一級建築士の吉田です。インフルエンザが流行っていますが、皆さま大丈夫でしょうか。

今回は車庫土間の外構工事についてお伝えいたします。

お客様より車庫に貼ってある石が剥がれて汚いので、新車の納車前に修理して欲しいとのご要望で、相談をお受けいたしました。

現状

コンクリート下地にエポキシ系樹脂と天然石砂利を組み合わせた樹脂舗装材が施工されているのですが、施工後10年ということで、車の出入りする部分の石はポロポロと剥がれが進行している状態でした。

土間車庫施工前

土間車庫施工前

 

お客様のご要望に対するエールのご提案

お客様から白い物にしたいということで、ホワイト系の300ミリ方形天然石を破れ目地(馬踏み目地)で貼る事をご提案させていただきました。

 

実際の工事の流れ

初めに既存のコンクリートの施工箇所にカッターを入れる作業をいたします。ご近所にほこりが舞わないようにフェンスを養生して、コンクリートを切った時に出るコンクリートの埃を集塵機(しゅうじんき)で吸い取ります。そして下地のコンクリートの解体撤去にかかります。やはり車が載るだけあって、コンクリートの厚みは10センチありました。職人さんにとっては大変な作業です。外構の職人さんはこのような重労働も多々ありますね。感謝です。

【天然石で石張り外構工事】趣がある車庫土間に♪

解体後には10センチの石張りするための下地のコンクリートを打設します。割れないようにメッシュ筋をいれ、メーターボックスや散水栓のカバーに養生をして、コンクリートの打設をいたします。

【天然石で石張り外構工事】趣がある車庫土間に♪

いよいよ石張り工事にかかります。天然の石なので、色や厚さや形状がまちまちです。タイルのように全く同じ物なら気を使わずどんどん張れますが、形や色を見ながら貼っていきます。職人さんのセンスが光ります!また、丸い排水桝の蓋や変則的に設置してあるカバーに合わせて石を加工するのは、大変な労力です。職人さんの腕の見せ所です。

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張り終わった後にモルタルの目地を入れて完成です。

【天然石で石張り外構工事】趣がある車庫土間に♪

車庫土間完成

石張り工事は商品代が高く、施工は大変ですが、張りあがると趣があり素晴らしい仕上がりになります。水に濡れると又違った表情を見せます。昔は来客がある前には、石を水打ちしたと聞きます。鮮やかに映える石は来る人を歓迎してくれます。お客さまも水打ちして使っていただければと想う現場でした。

このようにエールハウスでは、建物の工事だけでなく、外構工事にも力を入れて取り組んでおります。住まいの第一印象は外観からとも言います。住まいのことならなんでもエールハウスにお任せください!