こんにちは、エールハウスの横浜店の川西です。
今回の施工例はトイレの工事になります。
ご提案
弊社のホームページやSNSでは日々数多くのお洒落な施工例をアップしていますが、今回のお客様はそんな弊社の施工例を閲覧いただき、アップされている施工例と同じような空間にしたいとのご要望でした。あらかじめお客様の方で具体的に仕上がりイメージが固まっていましたので、非常にスムーズにお打合せすることができました。
壁にはってあるタイルはLIXILのエコカラットタイルです。
このタイルは優れた調湿性があることとシックハウスの要因である化学物質を吸着し低減する効果(いやなトイレ臭やたばこの臭い・ペット臭なども吸着し低減)、さらにそのデザイン性の高さゆえ以前から大変人気な建材です。
メインとなるトイレ器具は、便器の裏側に埃がたまりやすくお掃除が毎回大変とのお話しでしたので、お客様満足度の高いTOTO システムトイレ『レストパル』を提案させていただきました。
便器の裏がキャビネットの為、毎度のいやなトイレ裏のお掃除から解放されます。
トイレ内の収納にはみなさん試行錯誤されているかと思います。
正面上部に突っ張り棚を設けたりしている方も多いと思いますが、意匠的にどうかな?と思われる方も多いのではないでしょうか。
収納戸棚を付ける場合もありますが、経年により扉自体が黄ばんでできたり圧迫感があったりとなかなか問題があります。
今回の収納問題としては、システムトイレ自体にトイレットペーパー12個をストックできる収納や、お掃除用品をしまえる収納もあるのでほぼ問題が解決していたのですが、トイレ空間の中にグッと引き締まるアクセントと全体的なバランス感・勿論収納力の観点からも考え、WOOD ONEの可動棚を設置させていただくことに決まりました。
工事開始
既存の便器を取り外した後は、壁の石膏ボードを切抜き、その開口部に下地ベニヤを仕込みます。
これは、WOODONEの棚板を取り付ける為の下地と、手掛けを兼ねた棚付き紙巻き器の下地、さらに今回は付けませんが将来的に付けるかもしれない手摺を取り付ける為の下地となります。
いずれも相当の荷重がかかるので、それに耐えられる下地が必要です。
WOOD ONEの棚板の金物を仮付けして、ビニールクロスを貼り仕上げます。
床は高級感のあるホワイト石目調のフロアタイルを貼り清潔感を演出します。
TOTOレストパルを設置します。
通常の便器と違い、キャビネットを現場の寸法に合わせて組み立てていきますので施工技術が必要になります。
墨出し・割り付けの後、壁下地とビニールクロスを定着さえる為タッカーで押さえます。
専用接着剤を塗布しエコカラットタイルを貼って行きます。
タイルの厚みがそれぞれ違うので陰影がしっかり出て高級感があります。
室内には完全な水平垂直が取れる部分がありませんのでレーザーを当てて基準を取り、しっかりと施工します。
完成
黄色く変色していた換気ガラリと壁付けの照明も交換して、清潔感抜群です。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!