こんにちは。エールハウス湘南店、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
リフォームをしようと思われるきっかけは内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、やはり
「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」
「不便・不安・危険な箇所を解消したい」
といった理由をお聞きすることが多いです。
そのような時、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなくせっかくの機会だと考えて、少しプラスαをしてみるとリフォームするのが楽しみになったり、リフォームをやって良かったと思えます。
今回はこれまでにご紹介してきました【選んで良かったオススメのオプション3選!】の第3弾、【トイレ編】となります。
【選んで良かったオススメのオプション3選!システムバス編】はこちら
【選んで良かったオススメのオプション3選!システムキッチン編】はこちら
トイレリフォームの際に数あるオプションや一緒に行うと良いものの中でも、特に好評なものを厳選して3つご紹介します。
トイレのリフォームの場合、最近の便器や洗浄便座など、各メーカーとも基本仕様が既にとても良く出来ています。お掃除のしやすい形状や機能、汚れの付きにくい素材や加工技術、従来品に比べ大幅な節水・節電効果で経済的、などなど。もはやこれらは標準的になっていますので今回は割愛して、あくまでオプションの中から私の独断と偏見で選んでみました。
では早速ご案内しましょう。
1 オート機能
まずはこちら、洗浄便座のオート機能です。今ではトイレの便座は洗浄機能付きのものが主流ですが、その便座のプラスαの機能で主に以下の機能になります。
①オート開閉
こちらは、人の動きを検知して便ふたが自動で開閉するものです。
便器に近づくと、センサーが検知してふたが自動で開き、離れると閉じます。開閉するためにかがまなくてよいので腰への負担を軽減できます。また、閉め忘れがないので暖房便座の保温性が高まるので節電にも効果的です。さらに手を触れないので清潔・快適です。
店舗や施設などの不特定多数の人が利用するトイレでは、衛生面からも採用されていることが多いように、住宅でも来客者が使用することの多い1階に採用したいとの声をよく聞きます。
②オート便器洗浄
こちらは、便座から立ち上がると、センサーが座っていた時間から大・小の洗浄を判断して、便器の水を自動で洗浄してくれるものです。これがあれば流し忘れがなく安心ですね。
今回おすすめしたいのは特にこのオート便器洗浄で、この機能のあるものを選べばリモコンに便器洗浄ボタンも付きます。
センサーが自動で流してくれる機能は少し注意点があって、お掃除の時やトイレットペーパーの入れ替えの時など、流れなくて良い時まで反応してしまうことがあります。また、小さいお子様がこの自動で流れるという事が習慣として当たり前になってしまうと、この機能が無い他所のトイレでは流すことをせずに出てしまうようになってしまうのでは、と懸念される方もいます。
そんな時は!この自動で流れる機能はOFF設定にして、リモコンで操作するようにすると良いでしょう。リモコンにボタンがあることで、今までのように立ち上がったあと体を後ろに反転してレバーまで手を伸ばして水を流す動作をせずとも、立ち上がった際にその向きのままでボタンを押すだけです。自動で水が流れる機能は必要なくても、ボタンで流す機能が欲しくてこのタイプにされる方は実際多いように感じます。
尚、このリモコンは電池式なので付帯工事はありません。電池が切れてしまった時も従来通りにレバーをひねれば水は流せます。
2 アクセサリー
トイレでいうアクセサリーとは紙巻器やタオル掛けといった便器以外のトイレに欠かせないもののことで、手摺や収納のことも含めた呼び方です。壁や床などトイレの空間に合わせてコーディネートができるアイテムが色々とあります。
トイレのリフォームをして内装がキレイに一新したところに、昔からの紙巻器やタオル掛けを戻すのではなく、いっそ新しいものに替えて気分も一新したらいかがでしょうか?
とりわけ紙巻器は棚付二連タイプがおすすめです。その理由として
- ペーパーが2つあると1つは予備になるので交換頻度が減ります。
- ペーパー補充の目安をつけやすくなります。
- シングルタイプとダブルタイプなど2種類のペーパーを使い分けることも出来ます。
- 棚は、携帯電話や眼鏡などの小物を置いたり、花などを置いて飾り棚としても使えます。
- 大人と子供など、それぞれの手が届きやすい方を使うことができます。
- 立ち座りの際に手をついて体を支えやすくなります。
また、棚付きの紙巻器と合わせて手摺を設置することで、より立ち座りの際の助けとなり身体の負担と不安が低減することができます。
3 手洗器ワンデーリモデル
3つめは、カンタンに取り付けが可能な、手洗い器ワンデーリモデルタイプです。
トイレの交換の際に、すっきりとしたタンクレスタイプにしたくても、今までタンク式の手洗い付きのトイレだった場合、手を洗えなくなることがネックで踏みとどまってしまう、というケースがあります。新たに手洗器を設けようとすると、従来では床や壁の解体工事とその復旧工事、そして給排水管工事とが必要でした。その場合、どうしても工事費用と工期に反映してしまいます。
こちらは、特殊な仕組みで既存の給排水管をそのまま利用して、床や壁を壊すことなく、専用のカバー内を手洗器まで通すことによって手洗器をカンタンに設置することが出来る、画期的なものになります。この方法であればタンクレストイレに手洗い器を設置でき、且つ短縮した工期で実現することが出来ます。
これらは全てワンデーリモデルタイプで手洗器を設けた写真です。(TOTOカタログより)どれも素敵ですね。
いかがでしたでしょうか。トイレリフォームをお考えの際はぜひご参考にしてみてください。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
横浜・湘南・藤沢エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください。