清潔感あふれるブルーグレーなLDKリフォーム【施工編➀】

 皆さん、こんにちは! エールハウス藤沢店スタジオの川西です。 

 今回は、以前から何度も工事をご依頼いただいているお客様より、キッチンのリフォームと合わせて、リビング・ダイニングの内装工事をご用命いただきましたので、

  1. 計画編
  2. 施工編

 と分けてご紹介させていただきます。

 前回の続きで、今回は【2.施工編➀】になります。(1.計画編はコチラをクリック

 施工内容がイメージし易いように実際の施工手順に沿ってお伝えしたいと思います。

 

既存キッチンの解体

 まずは既存のキッチンを解体していきます。
 ブロックキッチンの隙間は、このようにアルミテープで処理されている場合が多いですが、しばらくすると切れてしまい、テープを剝がそうとすると糊が残りキレイに剥がせないので、上からテープを増し貼りするケースが多いです。この繰り返しでだんだんとつなぎ目が膨れ上がってきてしまいます。

 下台は、シンクや作業台などがそれぞれセパレートになっているブロックキッチンですので、簡単に取り外しができます。
 ブロックキッチンはそれぞれが独立して機能していますので、部分的な交換が可能であったりとなかなか優秀です。
 しかし、それぞれが独立しているため、どうしてもワークトップに隙間がでてしまい、それをアルミテープなど貼って隙間を埋めるので意匠も落ちますし、特にコンロ廻りはどうしても炒め物の食材などが隙間に落ちてしまい、あの私の大嫌いな害虫Gを呼び寄せてしまいます。

 話が逸れましたが、大工さんが手際よくキッチンを取り外していきました。

 あれだけキレイにお使いいただいていたキッチンですが、流し台との隙間はこの通り汚れてしまっていました。

下地工事と給排水・ガス・電気設備工事

 キッチンの解体が終わりましたら、給水・給湯・排水管を新しいキッチンの指定位置に移設します。ガス・電気の配線も同じくそれぞれ移設していきます。

 エールハウスでは、それぞれの工種ごとにそれ専門に腕を磨いてきた水道設備工・電気工事士がしっかりと施工させていただきます。

 この時だけ少し現場が混みあいますが、棟梁の大工さんがしっかりと職人さんたちをまとめてスムーズに進めることができました。

既存の分電盤(6回路)

既存の分電盤(6回路)

新しく取り付けた14回路+2回路(予備)の分電盤

新しく取り付けた14回路+2回路(予備)の分電盤

 

 

 

 今回のキッチン工事では、新しく家電収納が設置されます。
 キッチン家電は、レンジ、オーブン、電気ケトルや炊飯器と消費W数が高い物が多いので、それらを使用するコンセントはそれぞれ分電盤から単独で配線することになります。
 既存の分電盤は6回路と少なく、すでに回路を設ける余地が無かったので、今回新たに14回路+2回路(予備)の分電盤に交換しました。

【ワンポイントアドバイス】

 キッチン入れ替えの工事の際は、一旦キッチンがなくなるためスッキリとした状態になります。
 更に天井や壁・床なども合わせて工事する場合は、電気の配線は壁や天井の中に隠蔽することが可能です。
 今回のお客様は調理器具をガスコンロで選ばれましたが、もしそのコンロが製品寿命を迎えて壊れてしまったら、次はIHヒーターにするという選択肢もあるかと思います。
 将来的なIH化を見据えて、あらかじめキッチンのガス器具付近にIH用の200Vの単独配線を配線しておくと次回IHヒーターを設置する際に、非常にスムーズに入れ替えができます。
 ガスコンロが壊れてしまっていざIHに替えようとしたときに、分電盤から200Vの配線をキッチンに持っていく工事で配線を隠蔽するのはなかなか至難の業ですし、その分工事費も掛かってしまいますので、将来の事を考えてIH200V配線工事をおすすめします。

 

床の仕上げ

 従前のキッチン床の仕上げはクッションフロアシートでしたが、今回は鏡面石目調のフローリングを重ね張りで施工しました。
キッチンがブルーグレー色なので、ホワイト系の鏡面が一層キッチンの色を引き立たせてくれます。

フローリング

フローリング

 真ん中の穴には床下点検収納庫が収まります。

フローリング

 フローリング工事の完成です。仕上がったフローリングはその後の工事もあるので一旦養生をします。

キッチンパネル張り

 元々のタイルの部分には AICA セラール キッチンパネルを貼りました。
 タイルを剥がさず上から貼れるONタイル工法が可能なので、極力抑えたい解体費を削減できます。
 フローリングと同じく、キッチンの色を引き立てるホワイト系でまとめました。窓台部分もAICAのカウンター材をセットして高級感を演出しました。

キッチンパネル

キッチンパネル

 ピカピカの光沢が高級感を演出します。

窓台カウンター

窓台カウンター

下地工事完了

 天井の照明はダウンライトに変更して、スッキリとした空間になりました。

ダウンライト

ダウンライト

 キッチン、カップボードや、家電収納の設置位置にしっかりと下地を造って、これでキッチン設置の準備が整いました。

キッチン側下地

キッチン側下地

カップボード側下地

カップボード側下地

 

 今回はここまでです!

 次回は、キッチン組立・リビングとキッチンの内装仕上げを紹介したいと思います!

 どのような完成になるかお楽しみに!

 

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