建築のプロが教える、選んで良かったオススメのオプション3選!【システムバス編】

 こんにちは! エールハウス湘南店、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。

 リフォームをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、

 「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」

 「不便・不安・危険な箇所を解消したい」

 といった理由をお聞きすることが多いです。

 そのような時には、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなくせっかくの機会だと考えて、少しプラスαしてみると、リフォームするのが楽しみになってみたり、リフォームをやって良かったと思えます。

 そこで今回は【選んで良かったおすすめのオプション3選!~システムバス編~】と題して、浴室リフォームの際に、システムバスの数あるオプションの中でも特に好評なものを厳選して3つご紹介します。

 お風呂のリフォームの場合、今ではほとんどの場合でユニットバス・システムバスにしますが、最近のシステムバスは各メーカーとも基本仕様が既にとても良く出来ています。お湯が冷めにくい断熱浴槽ヒンヤリせず水はけの良い床掃除のしやすい壁パネル、などなど。もはやこれらは標準仕様になっていますので、今回は割愛して、あくまでオプションの中から私の独断と偏見で選んでみました。

 では早速ご案内しましょう♪

1 浴室換気暖房乾燥機

 まずは、やはりこちら、いわゆるバス乾です。

 その名の通り、これ1台で『換気・暖房・乾燥』などが出来る優れた製品です。

 特に暖房機能は寒い季節には欠かせません。お部屋ではエアコンなどで温かくしていられますが、お風呂に入るために寒い廊下を通り、脱衣所で服を脱いで裸になり、そこで急に暑いお湯を浴びたりしますとヒートショックの危険があります。事前にスイッチを入れるだけでヒートショック対策になりますし、なにしろ寒いのを我慢することなく快適にバスタイムを迎えられます。

 また、これからの花粉や梅雨時には乾燥機能も重宝します。

 更に、暑い時期はお風呂上りに涼風機能を使えば、心地よい風で体をクールダウンすることもできたりと、一年通して活躍してくれます。

 入浴後のジメジメした湿気も換気もしてくれます。

2 スライドハンガー付手すりバー

 次は、立ち座りや浴槽への出入りをサポートしてくれる手すりです。

 

 イスに座る時や立ち上がる時にちょうど手の届く位置にこの手すりがあるのでとても安心です。立ち上がってそのまま浴槽への出入りする時もスムーズにサポートしてくれます。

 体力に不安がある方やお体が悪い方でなくても、これがあれば自然に手が伸びてこの手すりのありがたみを実感することでしょう。

 こちらの手すり・・・

 

 このように実際に手すりを使って入浴した際の身体の動きを検証して、身体に負荷の少ない配置をデータに基づき設計されたもののようです。

 また、こちらはただの手すりではなく、スライド式のシャワーハンガーが一体となっているので、家族それぞれに合わせて使いやすい高さに変えることもできます。お求めやすい価格なので、オプションとして選んで損はないと思います。

 もちろん他の箇所に手すりを付ける事もできますので、必要な方は合わせて計画されると良いでしょう。

 

3 洗濯用ふろ水利用システム

 最後は『手間をかけずにおふろの残り湯を洗濯に利用することができる』こちらのオプションです。

 

 浴槽に残った水を洗濯機に再利用する方法として、洗濯機に付属されているホースを使用されている方は多いと思います。

 ただこの方法は使う度に洗濯機に繋いでは浴槽の中までホースをセットして、使い終わったらまた丸めて水がこぼれないようにして片付けをして・・と、その都度面倒な作業がつきものです。

 この仕組みをそのまま、リフォームの際に壁の中や床下に専用配管で接続してしまおうというものです。この工事をしておけば、今までのような準備や片付けはもう必要ありません。

 特別な操作もありません。洗濯機のボタンを押すだけで、浴槽の中から残り湯をくみ上げ、簡単に再利用することができます。

 これがあれば節水だけでなく時短にもなり、更に見た目もスッキリ・スマートに収まりますので、一石三鳥の優れものです。こちらのオプション採用にはお使いの洗濯機が対応可能なものどうかの確認が必要ですので、ご検討の際はご注意ください。


 いかがでしたでしょうか。浴室リフォームをお考えの際はぜひご参考にしてみてください。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 横浜・湘南・藤沢エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください!

 

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