こんにちは! エールハウス湘南店スタジオ、二級建築士の田渕です。建築の世界に入って、もうすぐ20年経ちます。今まで得た知識を活かして、これからお客様のお役に立つ情報をお届けいたしますので、よろしくお願いいたします!
今回のブログは『キッチンリフォーム実例』をご紹介します!
昨今では家の中心をキッチンと考える人が多いかと思います。以前ではリビング・居間などが中心で、キッチンは付属するものとして端に追いやられている印象があります。そのため、キッチンエリアは環境が悪く、狭いのが特徴でした。夏場、リビングはエアコンが効いていて涼しいのですが、キッチンでは奥様が汗を流しながらご飯を作るといった事態が起きていたわけです。
ここで、一つの例をみて下さい。ちなみに築40年のキッチンです。
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写真をみて頂いて、あなたがリフォーム計画をたてるとしたらどこを問題点として考え、どのようにキッチンリフォームプランをしますか?
私が考えた問題点は、
- 収納が少ない
- 使わない勝手口が邪魔
- 換気扇が効率悪い
- 仕切り壁がない
- 掃除が大変
- キッチンが暗い
- 気分が暗くなる
- 収納がバラバラ
- 動線が悪い
- キッチンが低い
- 吊戸棚が小さくて高い
- 風が通らず空調がない
いかがでしょうか?私はこのような印象を持ち、どのようにキッチンリフォームプランをすればよいかを考えました。当然、コスト面も考えなければいけません。
実際にご提案した案をご紹介します。
【問題点『①収納が少ない ②使わない勝手口が邪魔』】
→収納量の少なさは、システムキッチン(スライド収納)にする事によって収納量を増やし、カップボードも設置した為、かなり改善しました。ポイントはもともと狭い空間のどこに設置するかでした。思い切って今まで使用されていた食器棚は処分し、勝手口も塞いでしまうと言う案にしました。
【問題点『③換気扇が効率悪い ④仕切り壁がない ⑤掃除が大変』】
→換気扇の効率が悪かったので、最新型のお掃除楽々のレンジフードを設置し、油煙などが効率よく排気出来る様に仕切り壁も造作しました。仕切り壁にはキッチンパネルを設置したのでお掃除も楽々です。耐火面でも良いと思います。
【問題点『⑥キッチンが暗い ⑦気分が暗くなる』】
→暗い印象のキッチンでしたが、爽やかで清潔感があるアクアグリーン系の色にしました。色が人にあたえる影響は大きいです!
【問題点『⑧収納がバラバラ ⑨動線が悪い ⑩キッチンが低い ⑪吊戸棚が小さくて高い』】
→収納がバラバラで動線が悪いのは、余計なものが多く、収納場所が決まっていないので、無駄なスペースが多い為だと考え、カップボード・食器棚・家電収納・ゴミ置き場といった用途を一点に集中しました。尚、いつか使うは使わないものとして処分していきましょう。以前のセパレート型の流し台は高さが80cmで低かったのですが、今のシステムキッチンは高さが選択でき、今回は85cmの高さを採用しました。一般的に(身長÷2+5cm)が良いとされています。
【問題点『⑫風が通らず空調がない』】
→風通しは窓を新しく設置が困難な為、エアコンを設置する事で改善しました。これからは、夏は涼しく、家事が出来ると喜んで頂きました。
こちらは完成写真です。お客様に喜んでいただけて良かったです(^^)/
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