みなさん、こんにちは! エールハウス本店、FP(ファイナンシャルプランナー)の伊丹淳一です。
ところで、FP(ファイナンシャルプランナー)とは何か知っていますか?
正しくは、フィナンシャル・プランニング技能士と呼ばれ、国家検定のひとつで、1~3級まであります。 FPには年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、幅広い専門知識が求められます。そこで、「くらしとお金」に関する様々な専門知識を有していることを証明するのがFP資格です。詳しくは、日本FP協会のホームページをご覧下さい。
本日は、「こどもエコすまい支援事業」についてお知らせします。
こどもエコすまい支援事業とは?
こどもエコすまい支援事業とは、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して所定の補助金が交付される制度です。
以前は同様の制度として「こどもみらい住宅支援事業」がありましたが、2022年11月28日に補助金申請額が国の予算上限に達したため、受付が終了し、こどもエコすまい支援事業が創設されました。
こどもエコすまい支援事業の概要
リフォームに関しては、概ね「こどもみらい住宅支援事業」に準拠しており、補助対象工事の大半で補助金もアップしています。
補助対象 | 補助額 | 期間 | ||
新築 | ZEH住宅 ・ZEH、 Nearly ZEH、 ZEH Ready、ZEH Oriented 又は令和4年10月1日以降に認定申請をした認定長期優良住宅、認定低炭素住宅若しくは性能向上計画認定住宅 ・住戸の延床面積が50㎡以上 |
100万円/戸 | 建築着工 2022年11月8日~2023年12月31日 |
|
リフォーム | 子育て世帯 若者夫婦世帯 |
既存住宅を購入しリフォームを行う場合 | 5~60万円/戸 | 工事実施 (着工)2022年11月8日~(完成)2023年12月31日 |
既存住宅購入なし | 5~45万円/戸 | |||
その他世帯 | 既存住宅を購入しリフォームを行う場合 | 5~45万円/戸 | ||
既存住宅購入なし | 5~30万円/戸 |
※新築は子育て世帯または若者夫婦世帯が対象、リフォームは全世帯が対象
※子育て世帯とは18歳未満の子を有する世帯
※若者夫婦世帯とは夫婦のいずれかが39才以下の世帯
住宅のリフォームについて
1申請当たりの合計補助額が50,000円以上から申請可能になります。
◆必須工事(いずれか要実施)
補助金額 | |||
断熱改修 | 開口部(窓・ドア) | 3,000~45,000円/枚・箇所 | |
外壁、屋根・天井又は床 | 20,000~151,000円/戸 | ||
エコ住宅設備の設置 | 高断熱浴槽 | 27,000円/戸 | |
太陽熱利用システム | |||
高効率給湯器 | |||
節水型トイレ | 掃除しやすい機能有 | 20,000円/台 | |
上記以外 | 19,000円/台 | ||
節湯水栓 | 5,000円/台 | ||
蓄電池 | 64,000円/台 |
◆任意工事(必須工事を実施した場合、補助金申請の対象になります)
補助金額 | |||
バリアフリー改修 | てすり | 5,000円/戸 | |
段差解消 | 6,000円/戸 | ||
廊下幅等の拡張 | 28,000円/戸 | ||
衝撃緩和畳の設置 | 18,000円/戸 |
補助金額 | |||
子育て対応改修 | 家事負担の軽減に資する設備の設置 | ビルトイン食洗器 | 21,000円/戸 |
掃除しやすいレンジフード | 11,000円/戸 | ||
ビルトイン食洗器自動調理コンロ | 14,000円/戸 | ||
浴室乾燥機 | 21,000円/戸 | ||
宅配ボックス | 11,000円/戸 | ||
防犯性の向上に資する開口部の改修 | 20,000~49,000円/箇所 | ||
生活騒音への配慮に資する開口部の改修 | 3,000~34,000円/枚・箇所 | ||
キッチンセットの交換を伴う対面化改修 | 89,000円/戸 | ||
防災性向上改修 | 6,000~37,000円/枚・箇所 | ||
空気清浄機能・肝機能付きエアコンの設置 | 19,000円~25,000円/台 | ||
リフォーム瑕疵保険等への加入 | 7,000円/契約 |
注意点
・リフォームでの申請の際に、工事前後の写真が必要になります。
なお、今後本事業内容が変更になる可能性もありますので、詳しくは国土交通省ホームページ(住宅:こどもエコすまい支援事業について – 国土交通省 (mlit.go.jp))をご覧ください。