『門は、一番初めにお客様が見る家の顔』 タイルを用いての外構補修工事【Part1・ポスト交換】

 みなさん、こんにちは。エールハウス藤沢店店長、一級建築士の吉田です

 本日は『タイルを用いて改修した外構補修工事』についてご紹介いたします。

 

 今回の現場は、ブロック塀に埋め込んだポストの取替工事の事例です。この現場は、ポストに雨水が入って郵便物が濡れてしまうと言うことで、ポストを取り替えたいとのご依頼を受けました。

 

現場の調査&お客様へのご提案

  • ポストの大きさ:19センチ×49センチで500サイズのブロック用を設置されていました
  • 仕上げ:ポスト設置後にモルタルリシン掻き落し仕上げ。その上にアクリル塗装をされていました

 

 現在のインターホンが設置可能な埋め込み型ポストの主要サイズは、400サイズのブロックに合うように190mm×390ミリがほとんどです。

 一昔前までは500mmサイズ用のポストは作られていたのですが、現在ではインターホンが設置できる埋め込みタイプのポストはどこのメーカーも作っていません。

 また、最近ではポストの取替えが簡単に出来るように、ポストとブロックの隙間を隠すカバーのある商品もありますが、今回は対応できませんでした。

 仕上がりを考えなければ10センチの隙間をモルタルで補修して、塗装をすればいいのですが、やはり『門は、一番初めにお客様が見る家の顔』なので、スッキリ仕上げましょうとお施主様にご提案いたしました。

 

ポスト交換・タイルを用いて改修した補修工事

 

 今回はポストを設置した周りのブロック塀に馬目地でタイルを張りました。

 タイルが厚いと笠木より出てしまうため、クールな石の質感が瀟洒ですっきりとした印象の空間を仕立てる、LIXILのサニーロⅡという、8mmの厚さの外装タイルで施工しました。片側のみでも傷跡は隠れるのですが、やはり門らしく、同じ寸法をシンメトリーで施工させて頂きました。

 以前から色々な工事を担当させていただいていたお客様でしたので、タイルの柄から施工方法まで「吉田さんに全てお任せします」と依頼を請けました。しかし、やはり色柄等は好みの問題があるので、お施主様に完成を見てもらうまでは心配でした。

 完成後にお客様より「帰ってきたら、とてもかわいくなった。ありがとう♪」と喜ばれてホットしました。このように趣味趣向があるので、任せるからお願いと依頼されるのはやはり気を使いますが、お施主さまに喜んでいただけると、より一層の思い入れができ、いい仕事が出来たと感じられます。

 次回は、タイルを用いての補修工事~Part2~をお届けします。

 

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