築43年木造住宅 フルリノベーションBlog vol.3

みなさんこんにちは!エールハウス藤沢店、一級建築士の吉田です。

このブログでは、『この家に長く住まい続ける』、そのための手段として「フルリノベーション」を選び弊社にご依頼いただきました施工例を綴っていきます。

今回は、内装工事の様子をご紹介いたします。

前回のブログはこちらから↓

 

内装工事スタート

壁断熱材の施工が終わると、次は壁に石膏ボードをどんどん貼っていきます。

石膏ボード

「石膏ボード」の主な役割としては、

○火事の燃え広がりを防ぐ

○壁紙の下地材となる

です。

 

石膏ボードを貼りながら、一方では造作が必要な部分を作っていきます。

キッチン造作

今回の現場では、キッチンの袖壁、ニッチ、カーテン・間接照明ボックスの造作が必要でした。

キッチン袖壁の形ができたところで、キッチン作業スペースから使えるニッチを作っていきます。

ニッチ部分

キッチン周りは、耐水の石膏ボードを使っています。

また、ニッチで使用する枠材や背板も、耐水のものを使用します。

 

階段は架け直し、リビングへつながる動線へと変身。階段横の壁には開口部を設け、暗くなりがちな階段室へリビングからの自然光が入るようにしました。

階段横に採光

挽き板の美しい階段になりました。

挽き板の階段

水廻り

水廻りの間取り

子供が大きくなってくると、生活時間もズレてきたり逆に使用したい時に占領されてしまうことも起こってきます。そこで水廻りは、洗面所と脱衣室を分けて、家族間のプライバシーに配慮できるように設計しました。

洗面スペースを扉で仕切り、洗面台を使用中もお風呂に気兼ねなく入ることができます。

脱衣室

脱衣室には、壁の一部にエコカラットを採用しました。

エコカラット

エコカラットとは、調湿機能がついた建材になります。

湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出するすぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあるんです。湿気の多い水廻りにはおすすめです。

 

洗面台

洗面台の鏡の下にはタイルを貼り、照明でスッキリと洗練されたデザインに。

 

工事前

工事後

浴室はタカラスタンダードのホーロー浴槽です。床材も美しいタイルで、保温性も清掃性もレベルアップ!

 

工事前

工事後

トイレも人気のタンクレストイレになりました。

 

2Fトイレ工事前

2Fトイレ工事後

もちろん2Fのトイレも和式トイレから洋室トイレへ変更して、使いやすいトイレになりました。

 

外構工事もスタート

純和風の佇まいが印象的だった玄関を、和の雰囲気を残しつつモダンな印象へと変えていきます。

玄関工事前

ガラス戸に多少の不便さを感じられていたお施主様。

採光可能で断熱性能の高い玄関引戸へ交換することになりました。

玄関タイル工事中

また、室内を全面バリアフリーにするため、玄関への高さが上がってしまったので、調整として段差を1段増やしました。タイルのデザインは既存のものと似たものを選びすべてあたらしくしました。外観と違和感のない素敵な玄関廻りになりました。

玄関工事後

家へとつながる門扉は、玄関タイルのイメージを合わせてデザインしました。玄関同様、和の雰囲気を残しつつモダンな印象になりました。

工事前

工事後

 

 

次回のブログではいよいよ完成したリビングダインイングを中心にお話したいと思います。お楽しみに!

 

エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

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