みなさまハッピーメリークリスマス!!エールハウス湘南店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、
「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」
「不便・不安・危険な箇所を解消したい」
といった理由をお聞きすることが多いです。そのような時、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなくせっかくの機会だと考えて、少しプラスαをしてみるとリフォームするのが楽しみになったり、リフォームをやって良かったと思えます。
今回は前回ご紹介してきました【建築のプロが教える、一緒にやって良かったオススメの追加工事2選!】の第4弾、【キッチン編】となります。
建築のプロが教える、一緒にやって良かったオススメの追加工事2選!【浴室編】はこちら
建築のプロが教える、一緒にやって良かったオススメの追加工事2選!【トイレ編】はこちら
建築のプロが教える、一緒にやって良かったオススメの追加工事2選!の第3弾、【洗面所編】はこちら
キッチン、台所のリフォームの際に新しいシステムキッチンに入れ替えるだけではなく、今回の工事の時でないと出来ないことや、一緒にやっておくとお得なことなどが多々あります。その中でも、同時に工事をすると良いおすすめの工事を厳選して2つご紹介します。
今回もあくまで私の独断と偏見で選んでみましたので、一つの参考程度にご覧ください。では早速ご案内しましょう。
おすすめ追加工事*1【床工事】
まずは、キッチンの床工事です。キッチンのリフォームの際、古いキッチンを壊して新しいキッチンに入れ替えるだけの場合ですと古いキッチンを壊した跡が出てきてしまうことがあります。これはトイレ編や洗面所編でも同様のご説明をしてきました。
古いキッチンと新しいキッチンのそれぞれの床に面した、いわゆる蹴込みの部分の奥行き寸法は同じとは限りません。カウンター部分の奥行き寸法はカタログにも載っていることもあって、皆さん気にしているポイントだったりしますが、蹴込み部分のサイズは見落としがちです。
そうかと言って蹴込み部分の奥行き寸法を基準に、どんなキッチンにするかという選び方をするものでもありません。せっかく選んだキッチンにするリフォームですから、キッチンだけでなくそのまわりもキレイな状態にしたいものですよね。
キッチンの床は主に
- クッションフロアシート
- フローリング
の場合があります。
クッションフロアシート(CF)
トイレ編、洗面所編でご説明したものと同じことが言えて、クッションフロアシートの貼り替えを一緒に施工することを当然おすすめしますが、仮に既存のクッションフロアシートが貼られていない所が出てこないのがわかっていれば、必須条件というわけではありません。
フローリング
フローリングの場合の注意すべきポイントとして、既存のフローリングが張られていない所が出てこないとしても、床の工事を検討しておくことです。
最近のキッチンの傾向として引出しタイプが主流となっているのですが、なるべく収納量を増やそうとしていることもあり、蹴込み部分を無くして引出しをキッチンの底の近くにし、なるべく低く設計されているものが多くなっています。
キッチン工事の際に、「床はそのままでいい」と考えていたとしても、将来フロアーの重ね張り工事をすることがありそうであれば、このことをわかっておく必要があるのです。
もちろんキッチンの種類や仕様によりますし、なにも床と全く隙間が無いほどスレスレというわけではありません。とは言っても、あるメーカーのカタログにはキッチンマットを置けるよう18mmクリアランスを設けている、といった記載があるように、余分な間隔をとってはいません。
キッチン工事の後にフロアー重ね張り工事をすれば、その間隔はフロアーの厚み分(通常12mm分)更に無くなってしまいますので、キッチンマットすら置けなくなる恐れがあるのです。
キッチンの入れ替えと一緒に床工事も計画しておけば、新しいキッチンを設置する前にキッチンの下の隠れるところまで床工事をしますので、この問題はないのです。これが床の重ね張りではなく床の張り替え工事であればなおさら一緒の時でないとしっかりとした施工が出来ません。
共通して言えるのは、今やりたいことと、将来を見越して今やっておいた方が良さそうなことを事前によく検討しておいた方が良いということです。
おすすめ追加工事*2【照明器具】
次は、照明器具についてです。
新しいキレイなキッチンに入れ替えるだけでも良いものですが、照明器具も一緒に新しくすると部屋の雰囲気が一新します。部屋の明るさだけでなくオシャレ度もあがりますし、実用性のある照明器具もあります。一緒に照明器具交換をするだけでリフォーム後の感激も倍増すると思います。
キッチンの照明器具には、主に天井に付いている部屋全体を照らすものと、手元やカウンターを照らすものとがあります。
キッチンスペースに違和感なく溶け込み、シンプルなデザインのものが多いです。LEDキッチンライトならではのすっきりしたコンパクトでスリムな形状ながら十分な明るさで部屋全体をムラなく照らします。
吊戸棚が無い場合やオープンキッチンの場合にはこのように小型シーリングライトやペンダントライトを付けると雰囲気のある空間を演出させることが出来ます。
空間を演出する照明をご提案したブログ【ちょっとした工夫のあかりで雰囲気を変えてみませんか?】はこちら
吊戸棚がある場合はその下に手元灯、流し元灯を付けます。一般的にはシーソースイッチタイプ、昔からあるプルスイッチタイプなどがあります。
プルスイッチタイプの中には昔ながらのものばかりではなく、引きヒモがスティック状になっているものもあります。スティックになっているので、引きやすい商品です。
最近ではタッチレスタイプも人気です。調理中や食器洗い中など、手が濡れていたり汚れていても手をかざすと点灯・消灯が出来ますのでとても便利です。
このように様々な照明のタイプがありますので、合わせて検討してみるのも良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。キッチンリフォームをお考えの際はぜひご参考にしてみてください。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
横浜・湘南・藤沢エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください!
エールハウスでは、『皆様の暮らしが快適で笑顔があふれる住まいづくり』をきめ細かくお手伝いさせて頂きます。
エールハウスの各スタジオでは、常設で水廻り設備などを展示しています。お住まいのご相談やスタジオ見学など、お気軽にお近くのエールハウススタジオへお立ち寄りください。皆さまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております(^^)/
★スタジオ情報は下のスタジオ写真をクリック★
★各スタジオの紹介動画もYouTubeにて公開中です★
この他にも、様々な動画を公開中です!