こんにちは!一級建築士の伊丹勇司です。10月も間もなく終わり、これから寒い時期に突入しますが、体調を崩していないでしょうか?
さて、今回はIoT住宅についてご案内しようと思います。
ところで、そもそもIoTってご存知ですか?
社員数名にIoTって何か知ってる?と尋ねたら、ほとんど「知りません。なんのことですか?」との返答が返ってきました。
実は私自身もつい最近まで知りませんでした。。。
IoTとは「Internet of Things」の略です。要するにインターネットを利用するモノのことです。
つまりIoT住宅とは、様々なモノをインターネットとつなげて、安心・便利・快適・豊かな生活を実現させる住宅のことです。
今回はIoTを活用した住宅の例をご説明いたします。
お子様の帰宅を見守る
近年、共働きの世帯が増えてきていると思いますが、お子様が無事に家に帰ってきているか不安な親御さんも多いと思います。そこでIoTを活用した住宅ではインターホンをインターネットにつなげることによって、インターホンを鳴らすと親御さんのスマートフォンとつながり、「ただいま」「おかえり」とコミュニケーションが出来ます。ただ、なかにはインターホンを鳴らさないお子様もいますよね。でもご心配ありません。インターホンを押さなくても、照明を付けたりして電気使用量が増えると、帰ってきたと判断をしてお知らせする機能もあります。共働きの世帯には安心な機能です。
外出先からお風呂のお湯はりやエアコン・照明の遠隔コントロール
IoT住宅では外出先からスマートフォンでコントロール出来る機能が多数あります。お風呂のお湯はりはお子様を帰宅後にすぐにお風呂に入れたいときに便利ですし、外出先からエアコンのスイッチを入れておけば、快適空間がお出迎え。また、帰宅が遅くなった際は、照明を遠隔で点灯することで、居るフリ防犯が出来て安心です。電気錠の玄関ドアを活用すれば、お子様が鍵を忘れて家に入れない時でも、外出先から解錠することだって出来ます。
スマートスピーカーとつなげて、さらに快適に
上記でご説明した機能は、スマートスピーカーとつなげれば声で操作することが出来ます。声で照明が付いたり、エアコンが付いたらなんかカッコいいですよね。一家に一台のスマートスピーカーは当たり前になるでしょうね。
今回ご案内したIoT住宅の機能はほんの一部です。
時代は何もするにもインターネットですし、スマートフォンの普及率は80%を超えてます。近い将来にIoTを活用した住宅は当たり前になってくると思います。
ご参考に内閣府がホームページに掲載している「Society5.0」のサイトをご紹介します。
https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
私はこのサイトのWEB限定ムービーを見て、わくわくしました。こんな世の中がすぐそこまで近づいてきているんですね!
是非、今後の家づくりの参考にしていただければと思います。
IoT住宅についてご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。