こんにちは！ エールハウス旭店、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川﨑です。
今回も前回に引き続き『トイレリフォーム』について書かせていただきます。
トイレリフォーム市場
狭いトイレスペースを白を基調に開放的に
トイレリフォームの意識
住宅リフォームを検討されている場所の中で水回りの意識は高く、浴室、キッチンと同様に提案注力すべき場所となっています。
トイレの捉え方
トイレに求められる価値や意識が、女性と男性では全く異なります。男性は、トイレは用を足す場所で温水洗浄や節水など機能を求め、最重視点を機能重視のモノとして捉えています。一方女性は、居心地が良い空間、デザイン、掃除のしやすさを求め、最重視点はトイレを部屋・空間として捉えています。
トイレリフォームの提案を行うにあたり、決定権者がどなたなのかを知る事が重要です。トイレの器具選定をされているのは７６％が女性です。
タンクレストイレにリフォーム
トイレリフォームにおいて求められること
決定権者である女性が、トイレを空間として捉えているにも関わらず、選定においては機能向上を目的にリフォームされる方が多く、「以前と変わり映えがしない」「手洗を別にすればよかった」「収納を付ければよかった」などリフォーム後に不満を抱く方が出てしまいがちです。
【トイレリフォームのポイント】
トイレリフォームにおいて「やって良かった」と満足できる真のリフォームは、安価な機器交換だけではなく、
- トイレ空間の見た目を大きく変える(例えば：タンクレスにして別に手洗を設置)
- トイレ空間の使い勝手を向上する(例えば：収納棚を設置)
- 使用開始からの安心を提供する(例えば：便器交換と併せて手摺を設置)
などが重要なポイントとなります。
【トイレ室内の最低必要寸法】
便器に立ち座りする際に、頭は意外と大きく振れています。便器前方先端からの最低必要寸法は４００ｍｍ以上。オススメは５００ｍｍ以上確保。横幅は横に立って介助できるスペースが５００ｍｍ以上あると尚GOOD！
トイレのドアが内開きの場合は、トイレ内で倒れて外からドアが開かないなど、万が一の事故に備えて外開きや引戸に交換しましょう。
次回は『電気・ガス・その他の基礎知識』について書かせていただきます。
それではまたよろしくお願い致します。
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい！
