いつも読んでいただきありがとうございます。エールハウス旭店スタジオ、店長の小林です。
今年の冬はいつになく寒くて、冷たい冬でしたね。屋外も室内も空気がカラッカラに乾燥していて、体調も崩しやすかったのではないでしょうか。
今回は、陽だまりのような暖かさを簡単に実現できる『床暖房』についてブログにしてみました。
床暖房とは
床を加熱することで生じる熱伝導、対流および放射を利用した暖房方法です。
床暖房の利点
- ダニが生息しにくい
- ダニやホコリが舞いにくい
- 空気を汚さない
これなら身体にもとても良いと思いませんか、健康間違えなしですね (^^♪
床暖房はストーブやファンヒーターのような燃焼系の暖房器具とは違い、二酸化炭素を排出しません。エアコンのように気流を発生させることもないため、ハウスダストを舞い上げる心配もないのです。空気を汚さないから、いつもクリーンな【空気環境】を保つことができるのです♪。
床暖房は直接足の裏が暖められるおかげで、血管が広がり血行も良くなります。冬の辛い手足の冷えなどにも嬉しいですね。さらに、風を起こさないので皮膚の水分が奪われにくく肌を乾燥させません。喉にも優しく風邪をひきにくくなるとも言われています。燃焼系器具とも違いますので、小さなお子さんや高齢者、ペットにもとても安心・安全な暖房です。
床暖房による3つの効果
【伝導熱暖房】
足元を中心に暖める。お部屋の天井付近だけ暖めることを防ぎます。
【ふく射熱暖房】
遠赤外線で体の芯から暖める。遠赤外線は壁や天井に反射し室内に広がります。結露が発生しにくいので、カビも発生しにくくなります。
【対流暖房】
お部屋の温度にムラが少なくなる。冷たい空気を床面で暖め、自然な空気の流れが生まれます。
床暖房は足元から熱を発生させ、【ふく射熱】によって壁や天井に反射して、お部屋全体を暖めます。お部屋全体を暖めるため、上半身ばかりが暖まり、足元は冷えてしまうといった心配がありません。デスクワークしていても頭がボーッとしにくいのも嬉しいですね。
床暖房の種類
一般的に使用されている床暖房には、【電気式】と【温水式】があります。簡単にご説明しますね。
【電気式】
発熱線や面状の発熱体に通電させ暖める方式。
◎メリット:熱効率が良く、立ち上がりが早い。張り替えが簡単にできる。導入費用が安い。
△デメリット 仕上材のタイプや色柄に限りがある。電気使用量が高い。
【温水式】
温水パイプ(樹脂管)に温水(水や不凍液)を循環させて暖める方式。ガス、灯油などで対応する方式。
◎メリット:使用量が安い。ガス、灯油などの熱源機が選べる。
△デメリット:導入費用が高い。
簡単に言うと、電気式は導入費用が安いが使用量が高く、温水式は導入費用が高く使用量が安いといった感じですかね。
施工方法
リフォーム向けの簡易施工タイプは下記のように素早く、手軽に床暖房が実現します(写真は温水式床暖房の場合、電気式もほぼ同様です)。
既存の床の上に施工するタイプです。短い工期で、手軽に施工できるのが魅力です。
床暖房を効率良く使用するポイント
【タイマー活用で待ち時間を短く】
タイマー運転で時間設定をしておけば、寒い冬の朝でも起きたときから暖かいお部屋で快適ですね。
【住宅(室内)の気密や断熱性などもとても重要】
床暖房は住宅(室内)の断熱性が低いと効率が下がります。エネルギーの無駄遣いにならないように床下に断熱材を入れたり、サッシを二重にしたりして、熱を逃さないようにすることも重要です。
床暖房にはフローリング用、畳用、カーペット用などのタイプがあります。各メーカーとも色々なシステムを開発していますので、なにが良いのか迷ってしまいますよね。そんなときは是非ともお気軽にご相談ください。お客様のご要望に応じたプランニングをご提供させていただきます。
早いうちに、来年の冬に備えてみませんか。(^^♪
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