こんにちは! エールハウス藤沢店、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川西です。
今回は『和室から洋室へのリフォーム事例』をご紹介させていただきます。

現場状況・お客様からのご要望
今回ご依頼いただいたリフォームは、リビングに隣接する1階の和室です。壁は建てた当時の京壁のままなので、暗い雰囲気でした。今はほとんど居室としては使用しておらず、物置部屋と化しているとのことでした。

物置部屋と化した和室
お客様から「今は2階の居室を寝室としているが、今後のことを考えて寝室を1階の和室に移し、1階を軸とした生活に転換したい」とのご要望を受けました。
和室から洋室への工事スタート!

和室(家具撤去後)
こちらが着工時に家具類を全て移動した後の状況です。京壁の質感もあり、少し暗いイメージがありますね。
家具を移動したら、いよいよ工事が始まります!重たい家具の移動はもちろん当社で移動させて頂きますのでご安心下さい。

しっかりと養生をして解体します

床・壁・天井の解体完了
しっかりと周囲を養生したうえで、大工さんが丁寧に天井や壁・床を解体していきます。大工さんに解体してもらうと、次の工事のことを考えながら解体しますので、安心して解体工事を任せることが出来ますね。

解体した廃材
解体した廃材を、お施主様やご近隣の方へご迷惑にならないよう、搬出までの間、綺麗に整理・分別して並べておきます。事務所内はもちろん、現場でも常に『環境整備』に気を配り努めております。

筋かい追加

筋かい追加

筋かい新設
今回のリフォームの要のひとつ、耐震性の向上です。今後この部屋が寝室になるとのお話しでしたので、安心してお休みいただけるよう、工事の前に作成した耐震の診断データをもとに、より耐震性を向上させる筋かいを追加・新設いたしました。

金物補強

金物補強
新旧筋交いどちらも筋かい金物にてしっかり補強します。この部屋は平屋部分で2階が載っていないので、この部屋を固めることにより、シェルターのような場所ができました。

地面に防湿フィルムを敷設
基礎は布基礎でしたので、床組みをする前に地面には湿気があがらないように防湿フィルムを敷設します。

床組み
床組み工事で使用した主な材料です。
- 防湿フィルム 厚0.15
- 鋼製束
- 90×90 薬剤加圧注入大引@910
- 根太 1’3×1’5 @303
- 下地ベニヤ 厚12

温水式床暖房
お施主様の息子様から、「両親がより快適に過ごせるように、温水式の床暖房を設置して欲しい」と追加のご依頼をいただきましたので、直ぐに工程スケジュールを調整して床暖房温水マットを施工しました。
せっかくのリフォームです!あとから思いついたご計画や仕様変更でも柔軟に対応いたしますので、どんどんご要望をお聞かせ下さい(^^)

断熱材を入れます
天井下地組が終わったあとに、グラスウール断熱材を隙間無く入れていきます。

石膏ボード、窓枠
壁に石膏ボードを張り、窓枠を入れます。

ビニールクロス貼りました
仕上げにビニールクロスを貼り、電気機器類を取り付けて完了となります。

完成しました

リビングへつながる引分け戸
完成しました!リビング側の壁には、新たに引き分け戸を設置。以前の暗いイメージの和室から、とても明るい空間に生まれ変わりました。

カーテンも新調され、高級感のある空間となりました。暫くはリビングの延長としてお使いいただくとのことです。以前はほとんど使用していなかった部屋が、今では日中ずっとご主人がこちらの部屋で寛いでいらっしゃるとのことです♪
【今回のリフォーム仕様】
- 天井・壁:ビニールクロス貼り仕上げ サンゲツ ReSERVE
- 床:IKUTA プリオス
- 建具・建材類:DAIKEN ハピア
- カーテン:【ドレープ】サンゲツ ACシリーズ 【シアー】リリカラ LSシリーズ
- 床暖房:床ほっとE 熱源機 RH-61W
- 照明器具:KOIZUMI AB40132L
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!
