みなさん、こんにちは! エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、
「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」
「不便・不安・危険な箇所を解消したい」
といった理由をお客様からお聞きすることが多いです。そのような時、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなく、せっかくの機会だと考えて、少しプラスアルファをしてみるとリフォームするのが楽しみになったり、リフォームをやって良かったと思えます。
今回は『ユニットバスからユニットバスへの交換工事事例』をご紹介します。
現況・お客様のご要望
- 2002年築の家なので、そろそろ20年。お風呂も約20年使ってきたところ。お風呂自体にいま特別問題があるわけではないけど、いつかダメになってリフォームすることになるのなら慌ててやるのも嫌なので、出来るうちに直そうかと思っています。
- 掃除はよくしているつもりだけど汚れも落ちなくなってきたし大変なので、掃除が楽になればと思っています。
プランニングポイント
- ユニットバスのリフォームをするにあたり、まず始めにどんなユニットバスにされたいかをよくヒアリングします。当然、この時点ではまだ漠然としたイメージなので、色や細かいところまでは決められませんが、カタログなどからわかる範囲で、ある程度のご希望をお伺いさせていただきました。
- わかりづらいところは私が任意で考え、たたき台のプランを作成します。たたき台とはいえ、現場に合わせた条件や内容を含めた現実的なプランで、まずそれを元にお打合せをしていきます。
- 金額を含めた全体像が見えてきたら、次はメーカーのショールームに行くようにご提案します。ショールームには私も同行して、色や質感、サイズ感、選択出来るものなどを一通り確認して、たたき台のプランがお客様のイメージや好みに合うようなプランとなるように、使い勝手が良いプランとなうように、より具体的で現実的な打合せをしていきます。たとえば、今回お客様は「掃除が楽になれば」というご希望があったので、本来基本仕様では付いてくる鏡とカウンターを「あると掃除しないといけないし、かえって要らないかな」とのことで、鏡とカウンターを無しにしてスッキリとしたプランにしました。
- 壁は浴槽側の一面をブラウン系のアクセントパネルを採用してオシャレな空間にしました。一般的には水栓などが付く面をアクセントパネルとすることが多く、窓のある浴槽側だと窓の分アクセントパネルの面積も少なくなりますが、せっかくなら洗面脱衣室からも見えるようにと、あえて浴槽側にしたことでオリジナル感も出ました。
工事スタート!
まずは、浴室からの外までの動線となる床などを養生します。床は厚手の床養生用のシートと、ブルーシートの二重で養生します。
洗面化粧台など、工事しないものにはホコリなどがかからないようにビニールを掛けて養生します。
天井から徐々に解体していき、半日程度でユニットバスの解体が終わりました。
各配管を新規のユニットバスに適した長さまで切り廻します。
ユニットバスの組立は一日かけて行います。
通水などの確認をして、養生を撤去したら工事完了です。
換気扇のダクトも念のためちゃんと接続出来ているか確認します。
工事完成!
【工事前】
【工事後】
今回、洗面脱衣室の内装工事はしなかったので、ドア枠廻りは二重額縁のように納めました。床も内装工事が必要ないように、厚さのない薄い見切り材で納めました。抗菌加工された樹脂枠で、すべり止めの溝もあります。
【枠工事前】
【枠工事後】
給湯器も約20年使用しているものでしたので、一緒に交換しました。
お客様の声
エールさんとは築10年目の時に外壁の塗装工事でお世話になってからのお付き合いで、これまでも色々お世話になってきました。今回もよくやっていただきありがとうございました。家のことで何かあればまたお願いします。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。是非、お気軽にご相談ください!
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