みなさん、こんにちは!エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーションアドバイザーの川西です。
以前、規格外の間口のキッチンブログでご紹介させて頂いたお客様から再度リフォームのご依頼を受け、前回のキッチンから続く動線に位置する【洗濯室のリフォームの工事】をさせていただきました。
※以前のブログはこちら 規格外の間口(幅)のL型キッチンリフォーム工事 | YELLHOUSE
【お客様のご要望・既存の状況】
毎日たくさんの洗濯物が出るとのことで、最近トルコの家電ブランド『BEKO』の洗濯機と乾燥機を購入されたそうです。もう一台のPanasonic製のドラム式洗濯乾燥機の計3台を午前中にフル稼働させるそうです。
- BEKOの洗濯機をメインに使用しているが、縦置きだと使いにくいので横に並べたい。
- 洗剤類や小物類の収納が少なく、床置きになっているので、常に洗濯室がごちゃごちゃした感じになってしまう。
- 仮の洗濯干しを設けたい、別に衣類を干す場所はあるが、ひとまずここである程度まとめてから干したい。
- アイロンを掛けたり、少し書き物が出来る作業台が欲しい。
- スロップシンク(洗濯流し)のデザインは好みではなく、大きすぎるので、もう少しコンパクトな物にしたい。
- 勝手口の土間スペースが小さいので広げたい。
- 勝手口のドアのデザインが昔っぽくて好みでない。他がキレイになると目立つので交換したい。
- キッチンからの続きの部屋になるので、壁と床はキッチンと同じ仕上げで統一したい。天井は少し雰囲気を替えたい。
お客様のご要望をイメージパースで作成
お客様のご要望をまとめて、イメージパースを作成しました。
実際の色や柄を天井や壁・建具などに反映させています。配置換えや間取り変更など既存のイメージとガラッと変わる場合は平面図や立面図だけだとイメージがつきにくいですよね。こうして実際の色柄を3Dパースに埋め込むことによって、かなり施工後のイメージは掴みやすくなると思います。
最初のイメージを見ていただき、打ち合わせを重ね、あれこれ変更箇所を反映させたのがこちらになります。
工事スタート!
まずは養生からスタートです。リフォームの場合は必ず施工する部分としない部分の取り合いがありますので、施工しない部分にホコリや木くずなどが入らないようにしっかりと区画します。
洗濯機を仮に移設します。今回は工事が10日間ほど掛かりますので、3台の洗濯機が使用できなくなるとお客様も大変です。Panasonicのドラム式洗濯乾燥機だけは使用出来るように、勝手口外の屋根ありの半屋外部分の外水栓に接続して使っていただけるようにしました。
BEKOの洗濯機と乾燥機は別室にしばらくのあいだ避難です。
それにしてもこの3台、相当重いです。ドラム式洗濯機の今後の軽量化を工事人代表として切に願います(^▽^;)
家具の移動完了です。すっきりしました。
今回は、
- 給排水管の移動や土間の拡張がある
- BEKOの洗濯機・乾燥機を床置きするにあたり、床に強度が必要
などの理由から、床を全て解体しました。
床解体作業や配管類の移設の為、壁面も一部解体します。
床と壁の一部を解体した後は給排水管や電気の配線を新しく機器類が設置される位置に移設します。
床・壁が無くなったタイミングで水道設備の職人さん・電気の職人さんに来てもらっての合番作業になりますので、ここは各職人さんの連携が不可欠です。現場管理者の私が日程調整や作業の段取りを行い、現場での細かな調整は大工さんが統括し、各職方さんをまとめます。
スムーズな連携がとれるのは、エールハウスの施工にて工事をご提供出来る弊社の強みだと思っております!
床材を支える根太は通常は300㎜間隔ですが、BEKOの洗濯機・乾燥機を床置きする部分は根太を更に半分150㎜間隔で配置し床の剛性を確保しました。
床に使用した断熱材はFUKUVIの高性能断熱材、フェノバボードを採用しました。一般的な押出法やビーズ法のポリスチレンボードに比べ、断熱性に優れた商品です。
★フェノバボードとは
高い断熱性能・性能の長期維持・安心の防火性能・優れた環境性能を持つ断熱パネルです。断熱パネルを張り付けるだけで、断熱性能を向上でき、住みながら断熱工事を行うことができます。
- 夏涼しく冬暖かく過ごせる『快適』
- 家の中の温度差が少なくなる『健康』
- 暖冷房効率が上がる『省エネ』
フェノバボード | 高性能フェノールフォーム断熱材 | フクビ化学工業 (phenovaboard.com)
四角く開口されている部分は床下収納庫の納まる部分になります。
土間部分も拡張して床を組み直しました。わかりにくいですが上がり框下の部分には30cmほどの空間を設け、靴やサンダルを収納出来るようにしてあります。勝手口ですが履物も多いので、スッキリ片付くようにします。
根太の上に合板を張り床組み完成です。壁の給排水管の移設も無事完了しました。
この時点では本当にイメージパースのように完成するのか、まだわかりませんよね。
イメージ通りの工事を完成させるためには、まずは、何事も下準備が大切です!下地や給排水・電気の工事をしっかりと先行しておくことで、これから先の作業の仕上げ工事がスムーズに進みます。
それでは次回のブログは【後編 仕上げ編】です。お楽しみに♪
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。是非、お気軽にご相談ください!
エールハウスでは、『皆様の暮らしが快適で笑顔があふれる住まいづくり』をきめ細かくお手伝いさせて頂きます。
エールハウスの各スタジオでは、常設で水廻り設備などを展示しています。お住まいのご相談やスタジオ見学など、お気軽にお近くのエールハウススタジオへお立ち寄りください。皆さまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております(^^)/
★スタジオ情報は下のスタジオ写真をクリック★
★各スタジオの紹介動画もYouTubeにて公開中です★
この他にも、様々な動画を公開中です!