建築工事に係る専門用語まるわかり!~第一弾~

 皆さん、こんにちは! エールハウス藤沢店スタジオの川西です。先日、現場移動で海岸線を車で走っていたところ、サーファーの方々がフルスーツのウェットでサーフィンをしている光景を見ました。寒そうだなぁ、冬だなぁとしみじみ・・・ウェットスーツで季節を感じられる藤沢あるあるでした。

 さて話は変わり、ある日の工事中のお客様宅で大工さんと寸法や納まりの確認・打合せをしていたところ、近くで話を聞いていたお客様から『お二人の会話、専門用語が多すぎて、まるで外国語のようで何をしゃべってるのか全然わからなかったわよ!』と笑っていらっしゃいました。

 お客様との打合せやご説明の際には、出来るだけ分かりやすく、専門的な用語は避けるようにはしているのですが、職人さんとの会話や、御見積書を作成するときなどは、どうしても専門的な言い回しが必要になる場合が多くなります。

 そこで今回は、建築工事の際に現場でも飛び交う専門用語の第一弾として、わかりやすく説明したいと思います。

尺寸分

 大工さんが木材の加工の際に寸法を拾い出す際によく耳にします。

  • 1尺→約303mm

 

(1尺を基準として)

  • 1寸→30.3mm
  • 1分→約3mm

 で換算します。木造の建物は尺モジュールで造られている場合が多いので、柱から柱の中心までの距離を910mm(3尺)とすると、実際に工事をする大工さんたちにとってはmmやcmで加工寸法を拾い出すより、しっくりとくるようです。

 私は寸法を測る際はmm(ミリメートル)を使用しますが、大工さんとやり取りする際は、mmと尺寸を使い分けています。寸法を測るスケール(メジャー)も我々現場担当者は目盛りにmmと尺相当が両方読める物を使っている方が多いと思います。

 因みに建築業界にどっぷり使ってしまっている私は、頭の中でmmで考えてしまうので、cmで寸法を言われた際はmm変換をしているのでしっくりとこないです。

尺相当目盛り付スケール

 

床組み

 お住まいのリフォームで多い工事の一つに、床の工事が挙げられます。床の工事と言っても多種多様で、

  • 畳の床をフローリングにする工事
  • 今張ってある床の上に新たな仕上げ材を重ねて張る工事
  • カーペットからフローリングにする工事
  • 床組を全て解体して下地からあたらしく造り替える工事

 ・・・と様々です。ですが、床組、すなわち建物の床を構成している仕組みはそんなに複雑ではないので、次の名称を覚えておくだけで、床の構造をすぐに理解できるかと思います(ただしハウスメーカー他独自の工法で造られている住宅は例外もあります)。

床束

 大引を支える支柱。以前は木の床束が一般的でしたが、近年は樹脂製の床束や鋼製の床束が主流です。

土台

 構造躯体の最下部に設ける構造材。基礎の上に通し、アンカーボルトにより基礎と緊結する。柱などから伝わる加重を支えて基礎に伝える役割を持ちます。

大引

 両端は土台に留めつけ床束によって支えられている部材。大引は3尺間隔でながして根太を受ける部材です。

根太

 大引と直行するように大引の上に1尺間隔、もしくは1.5尺間隔で掛けます。根太が床の仕上げ材を支えてくれます。

根太掛け

 根太の端部を支える部材、主に壁際の土台に留め付けて根太を支えます。

1階床廻り

 

捨て貼り

 仕上げ材の下にもう一枚板面材を張ること。直接は見えなくなりますが、仕上げの精度を高め、仕上げ材の強度を増す為に行います。近年の床フローリング材の多くのものは、捨て張り工法指定です。根太の上に必ず合板を捨て張りしてからフローリングを張ります。

 

仕口・継手刻み

 木材と木材の接合箇所に施す加工。例えば梁と桁がぶつかるところは仕口といい、継手はあくまで木材同士を延長して繋ぎ合わせる部分(土台を継いで延長する)を言います。仕口はそこに掛かる力の伝達が確実に行われるよう、それぞれに『ほぞ』と『ほぞ穴』を彫りこみ、『こみ栓』という栓を挿すことで、接合部が外れないようにします。 

 新築では近年プレカット化が進み、これらの加工は工場でコンピューター制御により精密にあらかじめ加工され現場に運ばれて組み立てられて行きますが、増築や改築工事によるリノベーション現場では、今でも大工さんがその場で仕口や継ぎ手の加工をノコギリとノミを使って加工しています。この工程を刻みと言います。

 木材のプレカット化が進み、新築現場での棟上げは加工された構造材を組み立てていくだけなので、大幅な工期の短縮が図れるようになりましたが、若い大工さんの中にはこの刻みが出来ない人もいます。リフォームやリノベーションの現場では常に大工技術の応用力が試されますので、弊社の大工さんたちは皆これらの技術を体得している熟練者達です。

げんぞう(源造)

 構造木材と木材の接合箇所に仕口や継ぎ手を設けず、釘やビスだけで留め付ける方法。本来は雑な仕事や、やっつけ仕事的な意味合いで使われていました。

 その昔とてもいいかがんな大工がいて、材木は切りっぱなしでそのまま釘打ち、仕上がりの納まりなんか気にしない、その伝説の大工の名前が 源さん! この源さんの名前から源造と言うようになったとかならないとか・・・真相はわかりません。

 

 建築工事に係る専門用語はまだまだとてつもなく沢山ありますので、これからも説明していこうと思います。

 

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