60代からのキッチンリフォーム〜快適・安全・安心なセカンドライフの実現~ – 横浜、藤沢、湘南エリアでリノベーション・リフォーム・新築なら【エールハウス】

60代からのキッチンリフォーム〜快適・安全・安心なセカンドライフの実現~

更新:2024年4月22日

60代 キッチン リフォーム 事例③ スペース

60代でキッチンリフォームをする理由とは?

60代でキッチンリフォームをする理由は、長年使ってきたキッチンの老朽化や、身体的な変化に伴うキッチンの使い勝手の悪さが挙げられます。キッチンは毎日使う場所ですので、きちんと手入れをしていても、長く使えば使うほど気になる箇所が増えてきます。また、年齢を重ねるにつれて身体が変化することで、これまで使ってきたキッチン設備の使い勝手が悪くなってきたと感じる方もいらっしゃいます。

このような理由から、この先も10年、20年と使うことを見据えて、60代でキッチンリフォームを決める方が多いのです。このコラムでは、60代以降のお客様へキッチンリフォームのポイントやおすすめのアイテムなどについて、詳しくご紹介します。

60代 リフォーム ニッチ収納

60代以降も古いキッチンをそのまま使用するリスク

60歳を過ぎて、使いづらさや不便さを感じながらキッチンを使い続けることは、事故や転倒などのリスクにつながります。

「高いところの物を無理に取ろうとして、踏み台の上でバランスを崩して転倒した」
「コンロの火を消し忘れて火傷をしてしまった」
「衣服に鍋の取っ手が引っかかり、鍋が倒れて火傷した」

といった事故の例や、

「踏み台を使うにも膝が痛い」
「高いものを取ろうにも肩が痛い」

といった身体的なストレスを伴うこともあります。

また、高齢になるにつれ、キッチンマットのわずかな段差にもつまずいてしまうなど、小さな要素が大きなリスクとなり得るのです。60代になり、少しでも危ないなと思うことがあれば、キッチンのリフォームを考えることをおすすめします。

60代でキッチンをリフォームするときのポイント

60代でキッチンをリフォームするときのポイントは、ずばり「安全性」です。
ここでは、安全性を最優先に考えたキッチンリフォームのポイントをご紹介します。

  • 明るさ
    高齢になると、視力の低下により手元の作業が見えづらくなっていくため、60代以降のリフォームでは若い世代よりも明るい照明設備をご提案しています。
  • 収納の高さや位置
    手を思い切り伸ばしたり、脚立や踏み台に乗ったりしないと届かない高さにある収納は、体に負担がかかるため、キッチンリフォームの際に収納の高さや位置の見直しをおすすめしています。
  • ワークトップの高さやお手入れのしやすさ
    作業を行うワークトップの高さは、メインで使う方の身長に合わせた設計をご提案しています。また、さっと拭くだけで汚れが取れるステンレスやセラミックなどの素材を選ぶことで、お手入れがぐっと楽になるのでおすすめです。

>>60代におすすめの使いやすいキッチンのポイントについてもっと見る

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もちろん、安全性だけに焦点を当てなければならないわけではありません。この機会に理想のデザインのキッチンにしたいと思われる方も多くいらっしゃいます。エールハウスでは、ご希望を伺いながら、どのような設備やデザインが良いのか積極的にご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

キッチンリフォームにおすすめのアイテム

60代でキッチンをリフォームしたい方におすすめのアイテムをご紹介します。先ほど、リフォームのポイントとして安全性についてご説明しましたが、キッチン設備の中には安全性の高い設備もあります。リフォームの際には、そういった設備を導入されることもおすすめします。

60代 リフォーム スタジオ1

エールハウスでは、スタジオでキッチン設備を体験することも可能です。実際に体験されて、使いやすさや安全性を確認できる点はお客様からご好評いただいております。

今回は、コンロ、水栓、戸棚、床に注目した安全性の高いアイテムを詳しくご紹介します。

安全装置付きのコンロ

60代以降は、火の消し忘れや、衣類への火の燃え移りによる火災など、火の周りから生じる事故のリスクが高くなります。そのリスクを軽減するために、ガスコンロは安全装置(Siセンサー)搭載のコンロや、火を使わないIHクッキングヒーターに変更することをおすすめします。

安全装置(Siセンサー)とは、鍋底に直接温度センサーを触れさせて鍋の温度をチェックしたり、火の立ち消えを検知してガスをストップさせてくれるシステムです。火の消し忘れなどを防止してくれるため、安全に調理ができます。

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また、60代以降にキッチンリフォームをされる場合、多くのお客様がIHクッキングヒーターを検討されます。60代、70代と年齢を重ねていくと、視認性の低下から徐々に炎が見えづらくなることもあり、不便さを感じます。よって、火を目視で調整する必要のないIHクッキングヒーターは人気が高いのです。

エールハウスのスタジオでは、実際にIHクッキングヒーターの操作をお試しいただけます。ご来場いただいたお客様からは、「意外と操作が簡単だった」というお声も多数いただいております。使い方にご不安がありましたら、スタッフが丁寧に使用方法をご説明しますので、お気軽にエールハウスへご相談ください。

軽い操作で使える水栓

年を重ねるにつれて徐々に握力が弱まっていくため、今までは苦労なく行えていた作業や動作に負担を感じることが増えていきます。例えば、ひねるタイプの水栓が固く感じられるようになり、水を使用するのも一苦労となることがあります。そのため、60代でキッチンリフォームをする際には、軽い力で簡単に使えるタイプのレバー式水栓や、握力に関係なく手をかざすだけで水が出るタッチレス水栓がおすすめです。

水栓を選ぶ際には、力を使わずに水を出したり止めたりできるほか、お湯と水の切り替えや、温度調整が簡単かどうかなどを重視すると良いでしょう。

手の届かない場所を作らない自動昇降機

昔ながらのキッチンの収納には開き扉が多く、収納できるスペースが狭かったり、高い位置にあって手が届きにくかったりすることがあります。特に吊戸棚は、食器や荷物を取り出すのに苦労するため、今は全く使用していないという方もいらっしゃると思います。

実際にお客様からは、

「高いところの収納は背伸びをしないと届かず、バランスを崩してしまう」
「踏み台の上が怖い」
「お皿を下ろすのにも苦労してしまう」

などのお悩みやご相談をいただくことも多く、高い場所の収納スペースは高齢者にとって非常に使いにくいものであることが分かります。

そこで、おすすめするのが「自動昇降式の電動吊り戸棚」です。自動昇降式の電動吊り戸棚は、ボタンを操作するだけで使いやすい目線の高さまで降りてきてくれるので、高いところに手を伸ばしたり、踏み台に乗ったりする必要がありません。今まで苦労していた物の出し入れやお掃除がとても楽になり、身体的な負担が劇的に軽減されるでしょう。また、お片付けが苦手だったり、物が溢れがちだったりする方にも使いやすい設計になっています。

60代 リフォーム 電動昇降棚

エールハウスでは、収納を見直す際に、キッチンに置く物の量を想定して、すぐにモノが溢れかえってしまわないような設備の選定をご提案しています。キッチンリフォームを機に、収納スペースの見直しをしてみてはいかがでしょうか。

滑りにくく暖かい床

キッチンのリフォームでは、水栓やコンロ、収納といった設備に目が行き、床は見落とされがちになります。しかし床にも一工夫することで、転倒を防止したり、調理の負担を軽減することができます。

たとえば、調理後はどうしても水や油が床に跳ね、汚れが目立ったり、滑りやすくなったりします。そこで、お掃除がしやすく滑りにくい床材に変えることで、それらのリスクや悩みを解消することができます。中にはキッチンマットの使用をお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、60代70代と年齢を重ねると、厚手のキッチンマットはつまずきや転倒の原因になりますのでご注意ください。

また、足元が冷えがちなキッチンの寒さ対策には、床暖房の導入をおすすめします。足元を温めることによって、寒さによる筋肉の硬直を防ぎ、うっかり足がもつれたり、転んだりするリスクを軽減します。また、寒さを感じない快適なキッチンで料理をすることができます。後付けできる床暖房もあるので、リフォームの際に検討してみてください。

キッチンのリフォーム費用を抑えるためには?

キッチンのリフォームをするにあたって、費用はできる限り抑えたいものです。「60代以降も安心して、快適に使えるキッチンにリフォームしたい」という思いがあっても、費用を度外視するわけにはいきません。そこで、リフォーム費用を抑えるためのポイントを3つご紹介します。

  1. 相見積もりを取る
  2. 助成金制度を確認する
  3. キッチンの場所や形状を変えない

これらのポイントをしっかりチェックして、少しでもキッチンリフォーム費用の節約を目指しましょう。それでは、それぞれのポイントについて詳しくご紹介していきます。

60代 キッチン K邸

相見積もりを取る

キッチンに限らず、リフォームを検討する場合は、複数の業者に見積もりを取るようにしましょう。業者によって料金体系やサービス内容が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることで、料金を比較し、適切な価格設定やサービス内容を選ぶことができます。

また、相見積もりを取る際に、各業者の施工品質やサービス内容もあわせて比較し、過去の実績や口コミ、施工例などから信頼できる業者を選ぶことをおすすめします。より良い条件でリフォームを進めることができる場合があるため、必ず複数の業者に相見積もりを取るようにしましょう。

助成制度が使えるか確認する

キッチンのリフォームをする際、助成制度や補助金を活用できる場合があります。お住まいの地域や自治体によって異なりますので、まずは自治体や地域の窓口、ホームページなどで詳細を確認し、条件を満たす場合は積極的に利用してみるといいでしょう。

ここでは、高齢者が自宅キッチンをリフォームする際に利用できる制度をいくつかご紹介します(※2024年時点の制度・キャンペーン)。

1. 住宅改修(リフォーム)補助金
高齢者が住宅の改修やリフォームを行う際に、地域の自治体が一部費用を補助してくれる制度です。

2. 高齢者向け住宅改修助成制度
高齢者が安心して生活できる環境を整備するため、キッチンやバスルームの改修に対して補助を受けることができる場合があります。

3.介護保険制度
介護サービスを利用する際、住宅改修費用が一部補助されることがあり、介護保険制度の利用によって、バリアフリーの設備を導入することができます。

4.リフォーム減税制度
住宅のリフォームや改修にかかる費用を、所得税の控除や軽減の対象とする制度です。

5.子育てエコホーム支援事業
省エネ設備を導入することで「住宅省エネ2024キャンペーン」を利用することができます。リフォームの場合は年齢制限なく利用可能です。

設備を整え、使いやすいキッチンにするためにはそれなりに費用がかかりますが、補助金や自治体の制度を賢く利用して、少しでも節約できるようにしましょう。

キッチンの場所や形状を変更しない

「せっかくキッチンをきれいにリフォームするんだから、キッチンごと間取りや形状をおしゃれに変えたい」というご要望をお持ちのお客様もいらっしゃいます。

60代 リフォーム事例① 図面

60代 リフォーム事例①

しかし、キッチンの場所を移動するには予想以上に大掛かりな工事が必要になります。キッチンの場所を変える工事には、キッチン内の設備の交換だけでなく、内装工事やガス管・排水管などの移設が含まれ、高額になりやすいのです。現在のキッチンの位置にこれといった不満がない場合であれば、キッチンの場所や形は現状のまま、設備のみを変更することで費用を抑えることができます。

>キッチンの場所を変えるリフォームについてもっと知る

60代からのキッチンリフォームならエールハウスにご相談ください

60代からのキッチンリフォームをお考えなら、エールハウスへぜひご相談ください!弊社は、45,000件を超える施工実績があり、60代を迎えたお客様が充実したセカンドライフを送れるよう、快適で安全なキッチンを作るためのノウハウがあります。

また、キッチンのリフォームだけでなく、浴室・洗面・トイレなどの水回りや、内装リフォームにも対応しております。キッチンリフォームのついでに、水回りのリフォームもあわせてご依頼されるお客様も多くいらっしゃいます。

リフォームに関するお悩みがありましたら、下記お問い合わせ先よりお気軽にご相談ください。

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