60代から使いやすいキッチンへリフォーム~年齢に優しい設計にしよう~ – 横浜、藤沢、湘南エリアでリノベーション・リフォーム・新築なら【エールハウス】

60代から使いやすいキッチンへリフォーム~年齢に優しい設計にしよう~

更新:2024年3月19日

60代 使いやすいキッチン リフォーム

60代が使いやすいキッチンのリフォームポイント

60代が使いやすいキッチンとは、具体的にどのようなキッチンなのでしょうか。

歳を重ねるにつれて、セカンドライフを意識した使いやすいキッチンへリフォームしたいと考える方が増えてきます。しかし、使いやすいようにするにはどの部分をリフォームすれば良いか分からないと悩まれているお客様も多いです。60代以上の方が使いやすいと感じるキッチンのポイントは大きく分けて5つあります。

  1. キッチンの明るさ
  2. 高さ・サイズ・距離
  3. 収納スペース
  4. お手入れのしやすさ
  5. 安全性の高いIH・ガスコンロ

もし悩まれている60代の方は、キッチンをリフォームされる際にこれらのポイントを見直してみると良いでしょう。ここからは、60代の方が使いやすいキッチンへリフォームするポイントをさらに詳しく解説します。

明るさの改善で手元が見やすくなる

60代になると、手元が見えづらくなったとお悩みの方が多くいらっしゃいます。手元を明るくするだけでも視認性は高くなりますので、そういった方には安心して調理ができるように明るさの改善をご提案しています。60代の方がキッチンが暗い・手元が見えづらいという原因の一つに、上部吊戸棚が挙げられます。例えば対面キッチンはとても開放的なイメージがあると思うのですが、上部吊戸棚があるとそのスペースが塞がれてしまうため、実は思っている以上に閉鎖的な空間になってしまっているのです。

エールハウスではこういった問題を解決するために、上部吊戸棚を撤去し開放的な空間を作り出し、お客様のお好みの照明(ペンダントやスポットライトなど)にしてより手元を明るくする工夫を施します。照明は手元を照らすだけでなく、空間のアクセントにもなりますし、そういったリフォーム事案も多数あります。

60代 使いやすいキッチン 施工例1

また子育てが終了したご夫婦二人暮らしの場合は、対面式から壁付けのキッチンにリフォームされることが多いです。例えば壁に素敵なタイルを貼り、ブラケット照明で手元を明るくし、お洒落にされるお客様もいらっしゃいます。このように、明るさを改善して手元を見えやすくするだけでなく、より理想的なキッチンへリフォームされる方もいらっしゃいます。

60代 使いやすいキッチン 施工例2

さらにキッチンの空間リフォームの他、電気関係も見直すと良いでしょう。エールハウスでは配線計画を行い、今まで使われなかったコンセントを整理し、使いやすい位置にコンセントを新設することも可能です。また、ブレーカーが良く落ちるお宅では、専用回路のご提案をしたり、ご高齢になってIHへご変更されたくなった場合を想定し、200Vの電源をコンロ近くまで配線を行なうケースもあります。

60代 使いやすいキッチン 手元にコンセント

上の写真は手元にコンセントとニッチ収納を設置することでより使いやすいキッチンにリフォームした例です。このように、お客様の現在の状況と今後を考慮したリフォームをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。

高さ・サイズ・距離の見直しで使いやすいキッチンへ

高さ・サイズ・距離を見直すことで、60代以降のキッチンの使いやすさは大きく変わります。そもそも身長に対して現在お使いのキッチンの高さが合っていないということもあり、60代の方の中にはすでに腰を痛めてしまっている方が多いです。現状高さやサイズが合っていないな、と感じられている方はリフォーム時にしっかりとサイズ感をご検討されることをおすすめします。

もしキッチンの高さを見直される際は、コンロの高さにも注意が必要です。なぜならIHとガスコンロでは五徳の高さ分差があるからです。そういった見落としがちな部分も、エールハウスではしっかりとフォローしますので安心してお任せください。

ここで、実際にキッチンの高さを考慮した弊社のリフォーム事例をご紹介しましょう。
ご依頼いただいたご夫婦のご主人は背が高く、夜の洗い物を担当されていました。奥様は背が低く、調理・洗い物を担当されており、お二人に身長差があったことからカウンターの高さを悩まれていました。既存のキッチンの高さは標準の85cmでガスコンロのご使用だったため、奥様は服が引っかからないように台に乗って調理をされていました。

そこでリフォームの際には、

  • 奥様が台を使用しないで快適に調理ができる
  • ご主人が洗い物で腰が痛くならない

この2点が叶うよう、シンクとコンロがセパレートになっているⅡ型キッチンを採用し、シンクはご主人に、コンロは奥様の身長にあわせた高さにしました。

60代 使いやすいキッチン 高さの違うシンクとコンロ

今回は高さを考慮した際のリフォーム事例をご紹介しましたが、その他にキッチンの距離感も重要です。たとえば、キッチンと収納棚の距離や位置を見直すことで余計な動作を減らし、体への負担を軽減することもできます。

キッチン収納、周辺収納スペースを見直して使い勝手の良いキッチンへ

昔のキッチンは開き扉が多く、収納量が少なめです。もし現在お使いのキッチンにそういったお心当たりがある方は、収納スペースを見直されると良いでしょう。最新のキッチンは引き出し収納が主で、収納量も倍以上です。

60代 使いやすいキッチン 収納スペースの拡大

お片付けが苦手な方やモノが多い方は、現在のキッチングッズの使い方やモノの量と収納を考えながらキッチンを選定することが重要となります。というのも、せっかく新しいキッチンにしても、収納に手間がかかったり、収納が足りないと、数か月後にはモノがあふれてしまうからです。そういったことがないように、弊社では収納に関するご提案もしております。

60代 使いやすい パントリー

またキッチン空間のリフォームでは、キッチンの移動や、カップボードなどの背面収納やパントリーを新設することもよくあります。家電やゴミ箱の置き場所も忘れずに計画しておくことも大事です。60代以降のご高齢の方の場合は、吊戸棚は肩が上がらない、台に乗って取るのが危ないという理由から、ほとんど開けない物置と化していることもよくあります。そのため、思い切って使わない吊戸棚は撤去し、オープン棚で飾ったり、スッキリとした使いやすいキッチンにされる方も中にはいらっしゃいます。

60代 使いやすいキッチン 吊り戸棚撤去

キッチンのお手入れがしやすい・滑りにくい素材を選ぶ

60代になると、油や水垢などの厄介な汚れのお手入れを手間に感じる方が多いです。今よりもお手入れが楽になるだけでもストレスが減り、より快適に使えますので、そういった方にはお手入れのしやすさを重視した素材選びをおすすめします。たとえば、天板とシンクの素材をステンレスやセラミックにリフォームすると、力を入れずにさっと拭くだけで簡単に汚れが取り除けます。なお、ステンレスは熱に強くてさびにくく、セラミックは傷に強い性質の素材です。どちらにもメリットがありますので、お好みで選ばれると良いでしょう。

天板とシンクのほかにも、レンジフードは油汚れや料理の匂いがつきやすく、お手入れが大変だと感じる声も多いです。そのため、60代を超えてよりキッチン周りの掃除へ負担を感じる前に、自動洗浄機能を搭載したファンやフィルターにリフォームする方もいらっしゃいます。またキッチンの壁も、調理中の油などが跳ねてお手入れが大変、という声も多いです。壁も出来るだけお手入れをしやすくしたいというお客様にはキッチンパネルをお勧めしています。清掃性もよく、デザインも様々なモノがあります。

60代 使いやすいキッチン 収納量UP

上の写真はタイルの壁からキッチンパネルへリフォームしました。開き扉から引き出し収納で収納量もUPします。

そのほか、床材も見直されることをおすすめします。ご高齢になると、キッチンで滑って転んでしまうという事故が起きやすくなるからです。事故を防ぐためにも、滑りにくい床材にしておくと安心して調理ができます。

またお手入れとは異なりますが、60代以上のお客様の多くは食洗器を初めて導入される方も多いです。食洗器を導入することでお手入れだけでなく、家事全体がとても楽になります。特にお孫さんが来たときは洗い物が増えるため、食洗器を導入したいという声も多いです。

安全装置機能がついた使いやすいIH・ガスコンロを選ぶ

60代以上になると、ガスコンロの消し忘れや衣類に火が燃え移ることで生じる火災事故が起きやすくなります。このような火災のリスクを減らすためにも、火の消し忘れ防止機能や自動消火機能などの安全装置が搭載されたガスコンロやIHクッキングヒーターがおすすめです。

IHはガスコンロに比べて、火災の危険性が低くなるメリットがあります。ただしIHにしたところ、ボタン操作が覚えられず、かえって使いにくいと感じる60代以上の方の声もあります。そういった場合は、長年使い慣れているガスコンロを安全装置機能がついたものに変えると良いでしょう。

IHのボタン操作が不安、という方には、エールハウスのスタジオで実際にIHを操作していただくことができます。実際に操作してみると、これなら使えそうという声も。ガスよりも火力が弱いのでは?と心配される方にも、実際にお湯がどのくらいの時間で沸くのか、IHならではの調理ポイントなどもお伝えしています。

60代 使いやすいキッチン スタジオ

なお、IHのキッチンは各スタジオに常設しており、IHを使った実演イベントなども開催しています。

安全性が高く人気の IH・ガスコンロは、パナソニックのトリプルワイドIH・ガスコンロです。ほとんど使わない魚焼きグリルが収納スペースになっており、コンロ前には調味料や調理器具などが置ける作業スペースがあります。またコンロは横に三つ並んでいるので、奥まで手を伸ばす必要はありません。

60代 使いやすい トリプルワイドIH

手前に作業スペースがあることで安全性が高まる利点もあり、通常の3コンロを使用していた時にフライパンの柄を服にひっかけて危うく事故になりかけた、という経験のある方に選ばれています。

60代で使いやすいキッチンにリフォームするメリット

60代になって使いやすいキッチンにリフォームするか、まだ迷っている方も中にはいるのではないでしょうか。60代でリフォームを考える方は、キッチンの老朽化もありますが、子どもの自立などで家族構成や生活スタイルが変わったことがきっかけになる方が多いです。しかし、今リフォームすべきか、そのタイミングに悩まれている方も多いと思います。

60代 使いやすい スポットライト

実は60代という年齢で使いやすいキッチンにリフォームをするのはタイミングがとても良く、事故や怪我の防止や料理・掃除の負担が減るメリットがあります。より高齢になり、いよいよ体を壊したり、怪我をする前からリフォームをしておくことで、そういったことを事前に防ぐことができます。なにより、これまで調理中・調理後にストレスに感じていることも解消されるため、負担は大きく減るでしょう。

それでは、これらのメリットについてより具体的に解説していきます。

キッチンでの事故や怪我を防止

60代以上の方が家庭内で事故が起きやすい場所として、平成30年に内閣府が発表した「高齢者社会白書」では、居室・階段のほかにキッチンも高いデータが出ていました。実は60代以下の世代でもキッチンは事故が起こりやすい場所でもあります。

60代以上になれば筋力や視力の低下により転倒しやすくなり、そのリスクが高まりますので、使いにくい、危ないというところはこの機会に解消しておくことをおすすめします。

使いやすいキッチンは料理・掃除の負担が減る

家事の中でも調理する間は特に立っている時間が多く、調理器具や食器を出し入れするのに立ったりしゃがんだりする動作が増えるので、それだけでも60代以上の方には大きな負担となります。そこで、リフォームにより収納や高さ・サイズ・距離を見直すことで、そういった動作が楽になります。また、キッチンとダイニングの配置を考慮することで、料理を運ぶ手間も減らすこともできます。

そして先ほども解説しましたが、キッチンや床の素材にこだわることで、掃除の手間を減らせます。そういったちょっとした手間を減らすことで使いやすいキッチンになるだけでなく、自由な時間を今まで以上に確保することができ、60代以降もより充実した生活が送れます。

キッチンのリフォーム会社の選び方

キッチンのリフォーム会社は多く、どこにご依頼されるか迷われる方も多いです。そこでまず、どのようなところに注目してリフォーム会社を選ぶと良いのかをまとめました。

  • リフォーム工事の実績が豊富
  • 要望に合った提案をしてもらえる
  • 保証やサービスが充実している

工事実績が豊富であれば、それだけ信頼があり、安心してお任せすることができます。またプロの立場から提案してもらえるリフォーム会社であれば、要望だけでなくお悩みや問題に対する解決案も提案してもらえるので、より60代が使いやすい理想的なキッチンにリフォームできます。実績が豊富であれば、より具体的なご提案ができる会社が多いため、実績の数と提案力はあわせてチェックしておくと良いでしょう。

そして安心材料としてチェックしておきたいのは、保証やサービスの内容です。特に施工後に何か問題があったときに気軽に頼れる会社であれば安心できます。

エールハウスはここまでご紹介した通り、実績が豊富でお客様にあわせたご提案を行っております。その施工実績は40,000件以上を誇ります。
さらに施工中から施工後のトラブルにもしっかりと対応し、定期的な点検も行っておりますので安心してお任せいただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。

60代が使いやすいキッチンにリフォームするならエールハウスへ!

60代になり、使いやすいキッチンにリフォームをお考えの方はぜひエールハウスへご相談ください!弊社ではキッチンリフォームのほか、トイレ・洗面・浴室、その他にも内装リフォームなどにも対応しております。使いやすいキッチンのリフォームのついでにトイレや浴室などの水回りもあわせてリフォームされる方も多いです。

もしリフォームについてキッチン以外にもお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

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