キッチンの場所を変えるリフォームの気になる費用や注意点とは? – 横浜、藤沢、湘南エリアでリノベーション・リフォーム・新築なら【エールハウス】

キッチンの場所を変えるリフォームの気になる費用や注意点とは?

更新:2024年4月5日

キッチンの場所を変えるリフォーム事例④AFTER

キッチンの場所を変えるリフォームの費用相場

『キッチンの場所を変えることはできますか?』と、キッチンのリフォームをご検討の方からお問い合わせいただくことがよくあります。長年使ってきたキッチンをそろそろリフォームしたいと考え、せっかくなら場所を変えて、もっと快適なキッチン空間にしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、場所を変えるとなると、キッチンの交換工事以外にも、内装工事や配管の移設など、想像以上に費用が掛かります。では、『キッチンの場所を変える』リフォームの費用相場はどのくらいなのか気になりますよね。ここからはキッチンリフォームのパターンと一緒に詳しく解説します。

キッチンリフォームのパターンと価格

パターン① キッチンの場所を変えずに設備を交換する場合

費用相場:50~150万円
新しく設置するキッチンの性能やグレード、壁をタイルからキッチンパネルへ変更、床材を張り替える必要があるかなどによって、費用は上下します。

 場所を変えるリフォームパターン① 台所 間取り

場所を変えるリフォームパターン① 台所 Before-After

 

パターン② 壁付けI型・L型キッチンを対面型に向きを変更する場合

費用相場:100万円~250万円
新しく設置するキッチンに加えて、水道・排水管・ガスの配管工事、電気工事、内装工事などが必要になるため、キッチン本体の費用にプラスして様々な工事が必要となります。

場所を変えるリフォームパターン② 台所 間取り

場所を変えるリフォーム パターン② 台所 Before-After

 

パターン③ 別フロアへキッチンを移動する場合

費用相場:200~250万円
このパターンでは、それぞれの住まいの状況によって水道・電気・ガスの大規模な配管工事が必要になることがあります。二世帯住宅にリノベーションされるお客様からは、キッチンの移動ではなく、キッチンの新設でご依頼されることがよくあります。

場所を変えるリフォーム パターン③ 台所 間取り

場所を変えるリフォーム パターン③ 台所 Before-After

パターン②と③は、建物の構造(在来工法、2×4工法など)や既存のお住まいの状況により、工事内容や費用が異なります。現地をしっかりと確認し、プランの提案、見積を提示してもらうことが大事となります。

キッチンの場所を変えるリフォームの事例

キッチンの場所を変えるリフォームの事例をご紹介します。実際に施工を行なった建物の種類やキッチンの間取り、設備もあわせてご紹介しておりますので、リフォームをお考えの方は是非ご参考にしてください。

リフォーム事例① 家族が集まる空間だからこそ快適に

  • 建物種類:一戸建て
  • 間取り:壁付けI型キッチン→対面式キッチン
  • 設備:Panasonic ラクシーナ

場所を変える施工事例① 台所 間取り

場所を変える施工事例② 台所 Before-After

昔ながらの間取り『台所・和室・広縁』を一つのLDK空間へ。対面式キッチンとなり、お孫さんたちが遊びに来ても見守ることができ、家族のコミュニケーションが取りやすくなりました。
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リフォーム事例② 憧れの対面式キッチンとパントリーのある間取りへ

  • 建物種類:一戸建て
  • 間取り:壁付けL型キッチン→対面式キッチン
  • 設備:LIXIL ノクト

場所を変える施工事例② 台所 間取り

場所を変える施工事例② 台所 Before-After

場所を変える施工事例② パントリー

奥様こだわりのキッチン。アクセントとして、照明はブラックを選択。L型キッチンの時は、壁を向いて家事をしていたので少し寂しさもありましたが、対面キッチンになったことで、お子さんやお孫さんたちが来た時もお話ししながら家事がしやすくなりました。
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リフォーム事例③ 孤立したキッチンから、オープンな対面式キッチンへ

  • 建物種類:マンション
  • 間取り:壁付けI型キッチン→対面式キッチン
  • 設備:Panasonic ラクシーナ

場所を変える施工事例③ 台所 間取り

場所を変える施工事例③ 台所 Before-After

場所を変える施工事例③ 台所 内部

マンションのキッチンの場所を変えるリフォームは戸建よりも制約が多いこともあります。今回は共用部分のパイプスペースが動かせない物件だったため、廊下の一部をLDKに取り込み、奥様きってのご要望だった対面式キッチンにリフォームしました。

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リフォーム事例④ 二世帯住宅へのリノベーションで2階にキッチンを新設

  • 建物種類:一戸建て
  • 間取り:洋室・和室→ペニンシュラキッチン新設
  • 設備:キッチンハウス グラフテクト

場所を変える事例④ 台所 間取り

場所を変える施工事例④ 台所 Before-After

場所を変える施工事例④ 台所 施工の様子

実家を完全分離型の二世帯住宅へ。2階の洋室と和室を一部屋に変更し、ペニンシュラ型のキッチンを新設しました。設備は、オーダーキッチンブランドのキッチンハウスのグラフテクトを採用しました。

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キッチンリフォームの費用を抑えるコツ

キッチンの場所を変えるリフォームでは、場所を変えない場合に比べて、必要な工事費が多く掛かります。そこで、費用を抑えるコツや方法をご紹介します。

施工例 台所 タイル壁

費用を抑えるコツ① キッチン本体の費用を抑える
キッチンを交換するリフォームを行なう際、当然ですが、新しいキッチンを選ぶ必要があります。キッチンはTOTOやLIXILなど、色々な会社で作っていますが、だいたい各社、松竹梅のように、3グレードくらいの価格帯を持ち合わせています。

グレードによって定価も変わりますが、それ以上にお値引き率が変わるのはご存知でしょうか。だいたい、一番出荷量の多い価格帯のグレードの商品はお値引き率が良くて、定価の半額で購入できたりもします。費用を抑えるためには、お値引き率の良い商品を選ぶことをまずオススメします。

費用を抑えるコツ② 仕様をシンプルにする
システムキッチンにはキッチン本体のグレードの中でもさらに選択する項目は多々あり、様々な機能やカラーなどを選ぶことができます。
例えば扉やカウンター、シンクのカラーや素材によっても金額が異なり、水栓、食洗器、レンジフード、コンロなどの機能も様々です。シンプルなデザイン、機能を選ぶことが費用を抑えるコツとなります。良いものを求めていくと予算がオーバーすることもありますので、本当に必要な機能なのか、じっくり検討することをオススメします。

費用を抑えるコツ③ 工事費を抑える
繰り返しになってしまいますが、リフォームの費用を抑えるためには、キッチンの位置を変えないことが一番と言わざるを得ません。ただ、リフォームする理由が、キッチンを新しくすることだけでなく、家事動線を良くしたかったり、対面式にして家族とのコミュニケーションを取りやすくしたい、などのご要望となると、位置を変えることによって、リフォームの満足度は大幅にアップするでしょう。費用は抑えられれば一番ですが、リフォームをしてホント良かった、と言っていただくお客様は、キッチンの位置をガラッと変えたお客様が多いかもしれませんね。

既存のキッチンの流用は非推奨

キッチンリフォームの際、『既存のキッチンを流用したい』と要望される方は正直あまり多くはありませんが、基本的にオススメはしておりません。キッチンを設置する際は、ただ据え置いているだけではなく、ビスで留めていたり、給水管や排水管と繋がっていたりと、それなりに何か揺れなどがあっても問題が起きないように設置してあります。

つまり、既存のキッチンを再利用するために慎重に取り外そうとしても、どこか壊れてしまったり、スムーズに動かなくなってしまったりする可能性は少なくありません。また、位置を変える際に、既存の状態では見えていなかった部分が、新しい位置では見えるようになってしまい、見た目が悪くなってしまうこともあるかもしれません。

キッチンの場所を変えるリフォームが人気の理由

キッチンの場所を変えるリフォームは、家族とのコミュニケーションの向上や、現在の生活に合わせてリフォームできるなど、リフォーム後の暮らしがより良くなることを求める方が多いです。そんなキッチンの場所を変えるリフォームが人気の理由をご紹介します。

動線の改善により家事効率が上がる

施工例 勝手口 台所

例えば、キッチンの場所を洗面室や浴室にすぐアクセス出来る場所へ移動すると、キッチンで料理をしながら、洗面室で洗濯をしたり、浴室で洗濯を干したりと家事効率が上がります。また、勝手口ドアを新設して、駐車場から直接キッチンに入れる動線を作れば、買い物の搬入が楽になったり、ゴミ出しが楽になったりと、家事効率がさらに上がります。

 

キッチンの収納を増やすことができる

場所を変えるリフォーム 収納

昔のキッチンは対面式ではなく、壁付けが多かったため、間取りにもよりますが、食器棚などの収納を置くスペースが限られていました。キッチンを移動するリフォームの場合、壁付けを対面式に変えることが多いですが、その場合は壁付けにキッチンが設置していた部分が空くため、そこに食器棚やカップボードを設置することが可能になります。収納量も増えますし、対面式のキッチンにすることにより、動線も短くなるため、楽に出し入れが出来るようになります。

 

台所 場所を変えるリフォーム パントリー

また、近年ではキッチンの場所を変えるリフォームと一緒にパントリーを造作されるお客様も増えております。大量にストックでき、調理家電の収納にも重宝されています。

キッチンを移動させる前に気をつけたいポイント

キッチンの移動をお考えになる際に気をつけたいポイントが2つあります。キッチンの場所を変えるリフォームは、これからの住まいを快適に心地良く過ごせるリフォームといえますが、事前に気を付けたいポイントをしっかりと確認しておきましょう。

キッチンリフォームができないケース

マンションでのリフォームの際に気を付けないといけないのが、排水管の場所です。マンションは排水管の場所が決まっていて、その排水管に流れるようにキッチンの排水管を繋がないといけないため、極端に既存の位置から移動するのは難しいです。マンションのキッチンリフォームの際は、既存の位置の周辺での移動を検討しましょう。

別フロアへキッチンを移動させる時の注意点

キッチンリフォームにつきものなのが、給水・給湯・排水・ガス管などの設備工事です。別フロアへキッチンを移動させるとなると、当然、別フロアまでそれらの管をもっていかなければなりません。外壁面に面してキッチンを設置するのであれば、外から管を引っ張ればいいのでやりやすいですが、設置場所が建物の内側に行けば行くほど、建物内部の工事が増えて、高額になりやすいです。

キッチンの場所を変えるリフォームのご相談はエールハウスへ

キッチンの場所を変えるリフォームは、単純にキッチンを交換するリフォームと比較して、知識や経験が必要になることもあります。弊社は創業46年をむかえ、施工実績も45,000件を超えており、様々なリフォームに対応しております。建築士やコーディネーターなど建築関連の有資格者も所属し、提案から設計、工事まで一貫して対応しておりますので、ご安心してご相談ください。

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