エールハウスの注文住宅新築工事(横浜市南区・新築工事)「大工工事編」

こんにちは!エールハウス藤沢店、二級建築士の廣橋です。

前回に引き続き、在来工法新築工事(横浜市南区)の進捗についてお伝えしていきたいと思います。

1階床工事

土台敷きが終わると、床の断熱材を入れてその上から24mm厚の合板を張っていきます。昔の在来工法との大きな違いのひとつでもありますね。

土台敷きが終わり床断熱施工

土台敷きが終わり床断熱施工

24mmの構造用合板張り

24mm厚の構造用合板張り

昔は根太と呼ばれる木材を転がして床を張る工法でしたが、近年は上記の様な「剛床工法」が主流となっております。剛床とは読んで字のごとく、剛性の高い床。厚い合板で土台や梁に釘打ちすることで、地震時の水平面の歪みに対して抵抗いたします。1階の場合は基礎と土台が緊結されているので、主にこの考え方は2階の床水平構面に対してです。釘ピッチの確認もしっかり行って行きます。

 

上棟作業

剛床が終わればいよいよ上棟作業となります。在来工法の上棟作業はレッカー車を入れての作業が多いですが、今回は立地条件の都合でレッカー車が使えないので、大工さん8人での手起こし作業となりました。ベテラン大工さん8人だったので3時過ぎにはほぼ家の形になっておりました!

上棟作業ほぼ完成

上棟作業ほぼ完成

小屋組

小屋組

2日目には屋根の野地板まで完了し、ここから構造の金物の取付と構造用合板貼りを行っていきます。今回は耐震等級3(耐震の最高等級です!)を取得しているため、ほとんどの間仕切り壁には筋交いが入り、ホールダウン金物もかなりの数が入っています!現場の状況と構造図を見比べながら見落としや金物の付け忘れが無いかを柱一本一本確認してきます。


チェックポイント

  • 取付られている金物の種類がきちんとあっているか
  • 取付られた金物の使っているビスは正しい物を使っているか
  • ナットの締め忘れや緩みはないか
  • ナットからボルトの出が3山以上出ているか
  • 外周部の構造用合板の釘のピッチは離れすぎていないか

などをじっくり時間をかけてチェックしていきます。

外周金物

外周金物

1階金物

1階金物

外壁下地ノボパン

外壁下地ノボパン

ここまで終わると中間検査を受けて断熱工事に進むことができます!断熱材を入れてしまうと見えなくなってしまう箇所が多いので、お客様の代わりにしっかりとチェックしていきます!

今回頑張ってくださった大工さん達です

今回頑張ってくださった大工さん達です

次回は『断熱工事~内装工事』までを紹介していきたいと思います!