みなさん、こんにちは!エールハウス本店、二級建築士・整理収納アドバイザーの笹川です。
今回は築30年、子供たちも巣立ち、ご夫婦と愛犬で過ごす住まいを住みやすくするためにリノベーションをしたお客様宅をご紹介いたします (^^)/
今回ご紹介するお客様は横浜市にお住まいのM様です。
M様ご夫婦との出会いは、LIXILのショールームで開催した『住まいる相談会』でした。
エールハウスでは、定期的に様々なメーカーショールームで相談会開催してます!
初めはご主人から建築基準法について聞きたいとお立ち寄りいただき、その後ご夫婦で「実はリフォームを検討していて、じっくりお話がしたい」とご依頼をいただきました。
『リフォームにあたりお伝えしたいこと』
後日、現場状況の確認、ご要望をお聞きしにM様のご自宅に伺いました。
ご夫婦とも定年まで仕事で忙しく、家は食べる・寝る場所で家を使い切れていなかったこと、これからは住みやすい家にリフォームして大切に住んでいきたい思いがあることをお聞かせ下さいました。
M様のご要望
- LDKは人が集まる居心地の良い空間にしたい
- 収納が足りないので、基本は隠す収納で増やしたい
- 暑さ・寒さを解消し、快適にしたい
- 老朽化した設備機器を新しいものに交換したい
- 愛犬のために滑りにくいフローリングにしたい
- 小屋裏収納を使いやすくしたい。折り畳み階段が怖くなった
- 庭をきれいに、洗濯物も干せるようにしたい
- 玄関アプローチをきれいにしたい
等、ご要望をいただきました。
LDKを温かみのある空間へ
お正月はたくさんのご親戚の方が集まるということで、居心地の良い温かみのあるLDKがご希望でした。
LDKは2階にあり、北側にはL型キッチン、バルコニーのある南側がリビングスペースとなっています。収納スペースは無く、食器棚や置き家具などで収納されていました。
LDKを出てすぐの廊下から、小屋裏収納への折り畳み階段があります。
ご提案プラン
キッチンの配置を検討する中で、対面式に出来ればしたい。とのお声をいただき、最終的にパントリーを隣接して造るプランをご提案させていただきました。
プラン①②の違いは、既存の食器棚を利用するか、カップボードを新調するかなどです。
また、折り畳みはしごでの上り下りが怖くなってきた小屋裏収納へは、安全に上がれるよう、リビングからアクセスできる階段を造る計画としました。
決定したプラン
最終プランでは、パントリーに扉を設置、小屋裏への階段下を廊下とリビングから使用できる収納スペースにするなど、使い勝手も検討しました。
階段側の壁面には、インターホンやリモコン、電話などを集約するニッチも計画しました。
BEFORE→AFTERご紹介♪
LDK空間完成です!
リビング側の勾配天井には木目調の壁紙を、両サイドの壁はブルー系でアクセントクロスを貼り、明るく素敵な空間となりました。
リビングの大きな掃き出し窓は、外気の影響を一番受ける窓でした。既存の窓枠はそのままで外部補修不要のリプラスで高断熱窓に交換しました。断熱性能もUPです♪
床材は愛犬のために、滑りにくく素材にもこだわった天然木突板フローリングを採用しました。
小屋裏への階段も手すりも設置し安心して上れるようになりました。
階段下を利用して、廊下側から使える収納スペースを造作。掃除道具などを収納しやすいよう、仕切り板も設置しています。
リビング側からも階段下を利用して扉付の収納とニッチを造作。扉左側はTVを置くスペースとして配線計画しました。
奥様こだわりのキッチン。アクセントとして照明はブラックを選択。
L型キッチンの時は、壁を向いて家事をしていたので少し寂しさもありましたが、対面キッチンになったことで、お子さんやお孫さんたちが来た時もお話ししながら家事がしやすくなりました。
木目調で添えたキッチンとカップボードの間は、洗い物をしていても家族が後ろを通りやすい通路幅を確保。キッチンには手元が隠れる高さの腰壁にニッチを造作。
カップボード側の壁面は、レンガ調のクロスが木目調とマッチしてとっても可愛いです。カップボードの後ろには大容量のパントリーを造りました。ムーミン柄の壁紙が気分を上げてくれて家事も楽しくなります♪
次回は水廻りや居室、外構編をお届けいたします。お楽しみに(^^)/
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!