みなさん、こんにちは! エールハウス横浜店の川西です。
戸建て住宅にお住いの皆様は日々なんとなく「10数年ほどを目安に外部の塗装をしないとなぁ・・」とか「何か手入れをしないとまずいかなぁ?」とか考えられているのではないでしょうか。
今回は前回(外壁塗装2022.06.01実際どんな感じなの?【外壁塗装工事①】)に引き続き大事なお住まいにとって切っても切れない外部の塗装について意外とわからない施工手順を、実際に当社で工事をさせていただいた「横浜市港南区のお客様」を事例に上げてお話ししたいと思います。
⑥鉄部の錆止め塗装・木部の下塗り塗装
十分にケレン作業を施したら、鉄部の錆止めと木部の下塗り塗装を行います。
建物の建築時期により異なりますが、築浅の建物の場合は鉄部も木部もほとんど無い場合もあります。
〈鉄部の錆止め〉
一般住宅の鉄部と言ったら主に 雨戸や戸袋の鏡板・シャッターBOXやキリヨケの屋根・土台水切りという外壁と基礎の間にある板金部分などがあげられます。細かな部分で雨どいの支持金物(通称:デンデン)や換気扇のフードなどがあげられます。
〈錆止め塗料〉
錆止め塗装で一般的に使用する材料は1液型の速乾エポキシ系の錆止め塗料を使用する場合が多いですが、塗装する住宅のエリアや劣化具合によっては2液型の錆止め塗料を使用します。下塗り材の選定はその後の仕上げ塗料の耐候性に左右しますので建物の状況により選定しています。
スチール製の部分は塗装します。
なお、雨戸の枠や窓サッシなど「アルミの部分」は塗装しません。
〈雨戸錆止め塗装の様子〉
錆止め塗装と言えば、赤い色のイメージがあるのではないでしょうか?
最近の錆止め塗装は仕上げ塗装の施工性が良くなるよう、仕上げ色に合わせて白や黒など数色ご用意があります。
今回は仕上げ色が黒なので黒錆色を選定しました。
塗りは基本ローラーと刷毛で行います。大きな面はローラーで塗り、細かな面や雨戸など凹凸が多い場合は刷毛で塗装していきます。
〈木部の下塗り塗装〉
木部は窓枠や破風板、場合によっては雨戸や戸袋も木部の場合があります。
〈木部の塗料〉
木部の下塗りは主に仕上げ塗装の吸い込み防止と密着性の確保の役目となりますので、下塗り塗料は鉄部で使用する錆止め材をそのまま下塗り材として使用する場合が多いです。職人さんによっては 軒天井の仕上げ塗料を下塗り材として使用したり、木部の仕上げ材をそのまま下塗りとして、仕上げ工程を増やして塗装する場合があります。
⑦養生
鉄部と木部の下処理が終わったら、建物の非塗装部分をビニールで塞ぐ養生作業に入ります。
塗装工事において最も重要な工程のひとつです。
ビニールの先にガムテープが一体化されている、塗装工事においてマストアイテムのマスカーです。
塗装工事でよく使うのが300,550,1000というマスカーで、それぞれビニール部分の長さが30㎝、55㎝、1Mとなっています。養生するものの大きさに合わせて使い分けていきます。
<窓の養生作業>
一旦は窓や開口部をビニールで塞いでしまいますので、ここから先、外壁の仕上げが終わるまでの間は窓が開けられずお客様は少し窮屈な期間になりますが、ご相談いただければ一部、窓を開閉できるようにしたり、バルコニー面だけ先行して仕上げたり、となるべくご負担が少ないように対応しますので、お気軽にお申しつけください。
非塗装面の養生が終わりました。
いよいよ本格的な塗装工事に入りますが、続きは次回になります。
弊社の塗装の職人は、一級塗装技能士を有する熟練者たちです。彼ら職人さんたちと打ち合わせする際も皆、仕事に対して非常に熱意があり、ストイックに取組んでいて、いつも感銘を受けています。
弊社自慢の職人が丁寧に施工させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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