みなさんこんにちは！
今お住まいの家を長く大切に使うための、一つの手段であるリフォーム。
当社では、リフォーム工事の依頼をいただくことが数多くあります。
リフォームの枠は大きく、設備(トイレやキッチン、お風呂)の交換から壁紙の貼替、外壁や屋根の塗替、耐震改修等、たくさんの種類があります。
今回のブログでは、リフォームの中でも特に『マンションリフォーム』を検討される際にいただくことの多いご質問をご紹介・回答していきたいと思います。
よくある質問 マンションリフォーム編
①マンションはどこまでリフォームできますか？
マンションには戸建て住宅と異なり、「共有部分」と「専有部分」があります。
個人でリフォームをすることができるのは、原則「専有部分」のみとなっています。
リフォームをすることができない「共有部分」とは、具体的に
- 玄関ドア
- 窓ガラス
- インターホン
- 共用廊下
- バルコニー
などが挙げられます。
共有部分玄関
共有部分ベランダ
個人が勝手に修繕や改修をしてしまうと、マンション自体が法律違反になってしまう可能性のある部分や、避難経路として使用される部分などが「共有部分」と定められているそうです。
自分達しか使わないものなのに・・・など、意外に思う方、ご存じでない方は多くいらっしゃいます。
共有部分・専有部分の決まりがあるため、マンションリフォームをする際は、計画段階で一度管理組合に報告し、許可をもらう必要があります。
申請
誤ったリフォーム計画をしないためにも、どこまで手を加えて良いか、知っておく・管理組合に聞いておくのは必須になってきます。
②専有部分なら自由にリフォームできますか？
専有部分でも、すべて自由にリフォームできるというわけではなく仕様に制限がある場合がございます。
リフォームを考える際にはまず、どこをどう直すか、費用はいくらかかるかを検討することが主ですが、マンションリフォームの場合は管理組合へ、
管理規約で制限されている仕様があるかどうか確認すること
を同時に行っていくことが必要になります。
マンションにより異なりますが、遮音性能の高いフローリングの指定や、畳・カーペットでなければならない等、騒音対策として、床の仕様が制限されていることは珍しくはありません。
フローリング
畳
他にも、リフォームの方法が管理規約で制限されていることがあります。
マンションリフォームの良いところは何ですか？
マンションリフォームは、戸建てのリフォームに比べ費用も工期もコンパクトに収まるケースが多いです。
戸建てリフォームの場合、室内の設備だけでなく外壁や屋根、外構などのリフォームが必要になってくる場合がございます。
戸建て
しかし、マンションの場合は、上記の通りリフォーム工事をすることができる部分が限られているため、戸建てリフォームをする場合に比べると、内装のデザインや設備のグレードを上げるなど、その分のご予算をプラスアルファにあてることができるという側面があります。
実際に、戸建てに住まわれている方よりマンションに住まわれている方のほうが、インテリアや内装にこだわってコストをかける傾向にあるようです。
また、工事できる部分が限られているため、リフォーム工事期間に関しても戸建てのリフォームよりはマンションリフォームの方が工期が短くなることが多いというわけです。
マンションでも自由に間取りを変えることはできますか？
マンションでも、構造によっては比較的自由な間取りの変更が可能です。
ラーメン構造の場合は間仕切り壁を取り外すことができるため、間取りをガラッと変えることができます。
壁式構造の場合は、建物を支えている構造体が柱や梁ではなく壁であるため、自由に壁を動かすことのできないケースが多いです。
リフォームを見据えて住まいを探すのもおすすめ
戸建てとマンションのリフォームで大きく異なるのは、
マンションはできる工事の制約があっても費用や期間を抑えられる
という点です。
マイホームの購入を検討されている方は、こういったマンション・戸建てのリフォーム面での違いも踏まえて、検討されてはいかがでしょうか。
リフォームは、子育てがひと段落したり、定年を迎えたりしたタイミングで行われる方が多くなってきています。
設備を新しくするだけでなく、変化する家族のライフスタイルに合わせた住まいを創ることができるのがリフォーム。
エールハウスは、安心と信頼の元、お客様に合わせた住まい創りをお手伝いします。
次回のブログもお楽しみに！
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