対面キッチンへのリフォーム事例のご紹介！しっかり打合せでイメージ通り！

対面キッチンのリフォーム事例をご紹介します！

今回は対面キッチンのリフォーム事例をご紹介いたします。

みなさん、こんにちは！　エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。

リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、

「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」

「不便・不安・危険な箇所を解消したい」

といった理由をお客様からお聞きすることが多いです。

そのような時その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなくせっかくの機会だと考えて少しプラスアルファをしてみるとリフォームするのが楽しみになってみたり、リフォームをやって良かったと思えたりします。

今回は『対面キッチンリフォーム事例』をご紹介します。

対面キッチンのリフォームのご要望とご提案

対面キッチンのリフォーム事例について詳しくご紹介していきます。

今回のお客様は相談会にお越しいただいたお客様でした。お客様の現状・お悩みやご要望をご確認した上で、私たちからのご提案をお伝えしました。お話だけではイメージが湧きにくかったとのことでしたので、ショールームまでご一緒させていただき、ご提案内容に近いものをご覧いただきながらリフォーム内容を決定しました。

具体的なお客様のご要望や、私たちからのリフォームのご提案について詳しくご紹介します。

お客様のご要望・現況

対面キッチンを新しくしたい。
対面キッチンをもう少し奥にずらして、立って作業するスペースを広くしたい。
ダイニング側から対面キッチンの台の上が丸見えなので、見えにくいようにしたい。

リフォーム前

プランニングポイント

現状は対面キッチンとその奥側にある造作の収納とが一体化しているような造りとなっている→キッチンと一緒にその収納部分も解体して奥にある柱までキッチンをずらして設置すれば、お客様のご要望通りに作業スペースを広くすることができます。
造作の収納の代わりとなる腰壁を造る際に、その笠木の高さを今より上げることでダイニング側から見えにくいような対面キッチンにリフォームすることができます。

この高さについてはなかなかイメージが付きづらいとのことでしたので、対面キッチンの仕様の確認のために一緒に伺ったクリナップのショールームにて、いくつもある対面キッチンの展示の中から今回のリフォームのイメージに近いものを見比べて頂いてイメージを膨らませてもらいながら決定しました。

対面キッチンのリフォームの様子をご紹介

まずは動線を養生してから、キッチンを解体します。

養生

動線の養生

次にガス管や給排水の配管を所定の位置まで切り廻しします。今回新たに食洗機（＝食器洗い乾燥機）を付けるので、食洗器用の給湯管と排水管も別に準備しておきます。

同様に食洗機用に１００Vの専用電源も準備します。今回は分電盤にあった予備の回路用ブレーカーを利用できました。分電盤のある洗面所からキッチンまでは少し距離がありましたが何とか天井裏に配線を通すことに成功できました。

解体後

腰壁の下地を造っていきます。

工事中

排気ダクトの交換も

ダクトについては正直驚くような状態でした。

キッチンのレンジフード用の排気ダクトは一般住宅では基本的に径１５０ｍｍです。

実際に既存のレンジフードは１５０ｍｍのダクトを接続する標準のタイプでしが、いざレンジフードを外してダクトを引っ張り出してみると、なんと径１００ｍｍのアルミフレキダクトが出てきました。１５０ｍｍ用のレンジフード側とつなげられるようにわざわざ異形継ぎ手が使われていました。これでは安全で適切な排気がされていません。

下見の段階でキッチンの排気がどこにされているか外部をいくら見ても見つけられなかったのですが、これでは当然です。外部にはどこにも１５０ｍｍ用のベントキャップなど無く、まさかの他の部屋の換気と同じように１００ｍｍ用のベントキャップが付いていたのでした。

このまま放っておけませんので、しっかり１５０ｍｍの鉄フレキダクトとベントキャップにやり直しました。