排水管高圧洗浄業者の選び方‐チェックすべき9項目

みなさん、こんにちは! エールハウス社長、一級建築士・宅地建物取引士の伊丹です。

「排水管を高圧洗浄したいけど、業者の選び方がわからない」や「排水管高圧洗浄は悪質な業者もいると聞くから、不安」とお考えの方、多いと思います。そこで今回は、一級建築士で宅地建物取引士でもある私が、長年家づくりに携わってきた経験から「排水管の高圧洗浄業者の選び方」についてご紹介したいと思います。

弊社は大丈夫かな?と思うぐらいちょっと厳しめの目線で業者の評価項目をご紹介します。業者選びの参考にしていただけますと、幸いです。

今すぐ排水管洗浄を頼みたいという方は、ぜひ弊社もご検討ください。

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排水管高圧洗浄業者の選び方

さっそく、排水管高圧洗浄の業者を選ぶときのチェック項目をご紹介します。以下の9項目に注意しながら、業者の良し悪しを確認してみてください。

まずは、良い業者をみつけるための5項目からです。

  1. 実績豊富
  2. 料金提示が明朗
  3. ご自宅から近いところにある業者
  4. 保証やアフターサービスがある
  5. 自社施工(下請け業者に丸投げしていない)

さらに、悪質な業者にひっかからないための4項目です。

  1. 飛び込み営業
  2. チラシや見積価格が異常に安すぎる
  3. スタッフや職人がいいかげん
  4. インターネットの口コミが異常に良すぎる

以上9つのうち7つ以上クリアできていれば、安心できる業者と言えるのではないでしょうか。

では、それぞれ詳しくご説明します。最初は「良い業者をみつけるための6項目」をご紹介しますね。

実績豊富

まずは、何といっても「実績」でしょう。長い営業歴があり、なおかつ評判が良い業者であれば安心です。

さらに、以下の項目もチェックしてみてください。

  • ホームページに実績が載っているかどうか
  • 近所で評判がいいかどうか
  • 専門業者かどうか

まずホームページに実績がたくさん載っているか、確認してみましょう。「お客様の声」が豊富に載っている業者は、お施主様(依頼主)と良好な関係が築けていると考えられます。

知人の口コミも参考になります。ご近所で排水管の高圧洗浄をしたご家庭があれば、どこの業者を使ったか、感想はどうだったか聞いてみましょう。

家庭のトラブルなら何でも解決してくれる、いわゆる「便利屋」は注意が必要です。「排水管を破損させる」や「つまりが解消せず直ぐに再発する」といったトラブルになるケースもあります。

全ての便利屋が悪いわけではありませんが、専門業者の方が安心でしょう。専門業者が使う業務用の高圧洗浄機は、性能もパワーも一般のものより格段に優れています。

料金提示が明朗

ホームページやチラシの料金表、あるいは見積もりの料金が明朗な業者は安心です。

後述しますが、提示価格が安すぎたり、あとで追加費用がかかることをにおわせたりする業者は避けたほうが無難です。

ご自宅から近いところにある業者

排水管のトラブルは「迅速に対応して欲しい!」と思うケースが多々あります。夜中に排水管が詰まって困ることもあるでしょう。

そんなとき、ご自宅から近いところにある業者の方が直ぐに駆けつけてもらえる可能性が高いです。

目安としては、車で30分圏内の業者がオススメです。

保証やアフターサービスがある

排水管の高圧洗浄で保証やアフターサービスがある業者は少ないですが、付いているならいっそう安心できます。

「賠償保険に入っているか?」や「施工後すぐにまた詰まったら無償対応してくれるか?」など、聞いてみるといいでしょう。

自社施工(下請けに丸投げしていない)

自社スタッフが施工する業者は、中間マージンがかかりません。余分なコストが減るので、見積もりも安くなることが期待できます。

一方、大手のような元請け業者は、施工を協力業者に投げます。このケースでは「現場管理料」や「諸経費」などの名目で元請けの利益が加算されます。

こんな排水管高圧洗浄業者はご注意ください

引き続き、悪質な業者にひっかからないための4項目をご紹介します。

飛び込み営業

排水管の高圧洗浄の飛び込み営業業者は、たびたびトラブルを起こし国民生活センターや自治体によって注意喚起されています。

全ての飛び込み営業業者が悪いわけではありませんが、自己防衛のために身構えておくほうがいいでしょう。

とくに最初の提示料金が1万円を切るような激安の業者は、終わってみると5万円以上請求されるケースもあるようです。

以下の記事でも詳しく解説していますので、ご興味ある方は参考にしてください。

» 排水管の高圧洗浄は詐欺まがいの勧誘手口にご注意ください!

チラシや見積価格が異常に安すぎる

まれに「排水管高圧洗浄3,000円!」のような格安価格のチラシを見ます。あまりに安すぎる価格をうたうチラシは注意が必要です。

よく読むと小さな文字で「1か所3,000円」や「3メートルごとに1か所と数える」などと書かれている場合は、まず3,000円で工事できません。

見積もりも同様です。1万円を切るようなら安すぎますから、追加費用が発生しないかよく確認してから依頼しましょう。

スタッフや職人がいいかげん

スタッフや職人がいいかげんな業者は、注意が必要です。横柄な印象の職人は、どちらかと言えば施工も横着です。

たとえば、こんなトラブルを起こされるかもしれません。

  • 配管を壊され、余計な時間と修繕費がかかる
  • タバコを道路に投げ捨てて帰る
  • カーラジオの騒音でご近所に迷惑をかける
  • 汚水や泥で道路を汚して帰る

職人の中には実直ゆえぶっきらぼうな人もいますが、横柄とは違います。高圧的な人や、やたら説得するような口調の人は避けた方が無難です。

納得感のある業者を選びましょう。

インターネットの口コミが異常に良すぎる

今の世の中、インターネットの口コミはお金で買えます。口コミの評価を鵜呑みにしないようにしましょう。

とくに、以下の口コミは要注意です。

  • 五つ星(★★★★★)や満点ばかり
  • 他社に比べて口コミ数が異常に多い
  • コメントが、短い感想ばかり

競合他社が、評価を落とすために悪質な口コミを書き込むケースもあります。ネット上の口コミから会社の実態を判断するのは難しいので、できるだけ知人からの評判を頼りにしましょう。

排水管高圧洗浄の見積もりを確認する

さて、排水管の高圧洗浄業者の選び方について9つのポイントをご紹介しました。

この中で一番気を付けたいのが「料金提示が明朗」です。排水管洗浄は悪質な業者からオプションや追加費用を請求されるケースが多々あるので、注意したいところです。

いくつか注意点をご紹介します。

口頭で聞いた金額を鵜呑みにしない

排水管の高圧洗浄は以下の2点によって必要な機材や作業が変わります。当然、料金も大きく異なってきます。

  • 排水管の長さ
  • 建物の高さ

洗浄の金額を出そうにも、現場の環境や排水管の状況を見てみないとわからないことが多々あります。何も見ずに口頭で「1万円ポッキリです」などと断言してくる業者は、追加費用がかからない旨を書面にしてもらいましょう。

繰り返しになりますが、最初は安い料金を提示し、作業が終わってから高額な料金を請求するような悪徳業者もいます。用心するに越したことはないです。

見積もりのみであれば、無料で対応してくれる業者も多いです。口頭ではなく、必ず書面でもらい不明点はシッカリ確認してから依頼しましょう。

必ず「他に追加費用がかかる可能性はないですね?」と念押しすることをお忘れなく。

業者を選ぶ時は料金だけを比較して決めない

複数社に見積もりを依頼して、比較検討するのもよい方法です。ただし、料金だけを比較して安い業者に決めるのはおすすめできません。

たとえば、以下の見積もり状況だとどうでしょう。

  • A社:9,000円
  • B社:28,000円
  • C社:30,000円

A社だけが他の2社より極端に安いので「A社は追加費用がかかるのでは?」と用心したほうがいいでしょう。安いことに根拠があり、追加料金がなく、施工レベルも安心ならOKです。

作業内容の細かい説明を受けておくのも、大事なことです。以下は必ず聞いておき、他社と比較してみましょう。

  • 実施の手順
  • 作業時間や日時
  • 使用する高圧洗浄

料金や作業内容、スタッフの説明や態度、いろいろ比較すると信頼できる業者が見えてきますよ。

【まとめ】排水管の高圧洗浄業者の選び方

排水管の高圧洗浄業界には悪質な業者もいて、国民生活センターや自治体が注意喚起する事態になっています。とくに施工不良による排水管の破損や追加料金を請求されるケースが目立っています。

本記事では「ちょっと厳しいかな」と思えるぐらいの業者の良し悪しを見分けるポイントを書き出してみました。これから排水管洗浄業者を選ばれる方は、ぜひ参考にしてください。

なお弊社は1978年創業で、経験豊富な1級建築士や職人が多数在籍しております。排水管の高圧洗浄も承っておりますので、排水管のことでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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