みなさん、こんにちは。エールハウス湘南店、二級建築士の西潟です。
冷え性の私は足が冷たい毎日を過ごしていましたが、3月中頃になり、ようやく日中は暖かくなる日が増えてきました。まだまだ天候が不安定で朝晩は涼しいので、体調管理に気を付けて健康で風邪をひかないように気を付けていきましょう。
今回は『コロナ禍でお家時間が増えDIYを始めたよ!』という方に向けて、大切な床や家具を守る【養生】についてお伝えしようと思います。
床を守る養生
床には、うっかり物を落としてしまったり、荷物を運ぶ際にぶつけてしまい細かい傷をつけてしまったり、と大小問わずたくさんの傷があります。
そんな傷つきやすい床を守るためには、防水性や緩衝性のある養生をすることが大切です。
私たちがよく使うのは、3×6サイズのパルプ製養生です。カッターで簡単に切ることができ、表面にフィルムが貼ってあるので防水や滑り止めの効果もあります。隙間ができないように少し重ねて貼るのがポイントです。ホームセンターに1枚500円くらいで売っています。
床に張るときは養生テープとマスキングテープを使います。シート同士を貼るときには養生テープを貼りますが、
養生シートの端を床に止める場合には、養生テープで貼る床に養生テープの粘着が残ってしまったり、フロアーが古い場合だと表面が剥がれてしまう可能性があるので、紙製のマスキングテープを貼ります。
マスキングテープも幅が狭いとしっかり固定できないので、18㎜~24㎜ぐらいの幅だとしっかり固定することができ、はがれにくいのでお勧めです。
家具を守る養生
家具はマスカーというもので養生をしていきます。マスカーは、私が入社したての頃に初めて見て衝撃を受けたものです…。
マスカーとは、養生テープとポリシートが一体化した物です。
シートを広げれば広範囲を一気にカバーすることができるので、時間短縮になりますし、つなぎ目になるところが両端のみなので、隙間から入ってくるほこりなども軽減することが出来ます。
養生をするときは、マスカーを利き手に持って壁や床に沿ってまっすぐ引っ張っていきます。
切るときは基本的にハサミやカッターで切りますが、手でも切ることができます。
手で切るときは下に引っ張ると広げた時に斜めになってしまうので、利き手側に引っ張りながら切っていくと広げた時にまっすぐになってしっかりカバーすることができます。
その他の養生
DIYでは使うことは少ないと思いますが、マンションに住んでいるお客様宅の工事をさせていただく際は、エレベーターや廊下も養生をする場合があります。
エレベーター内はプラボードを貼ることが多いです。
資材や廃材の搬出入の際はエレベーターを使用させていただくので、マンション共用部分が傷つかないように養生をしっかりと行います。
プラベニヤは床養生にも使用することがあるので、DIYをするときにも使用可能です。廊下も代車などが通るのでブルーシートなどを貼って汚れないように気を付けて作業しています。
いかがでしたか?お家でDIYをする際の参考になればうれしいです。私も日々の現場で養生の大切さを実感しています。
今後もお客様のお役に立てるように勉強していき、ご納得できるような提案ができるように頑張っていきますので宜しくお願いします。
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