地震に強い家に! 耐震補強のすすめ

こんにちは、旭店店長の小林です。

東日本大震災が起きてからもう約8年になろうとしていますね。あえてこの時期に地震対策をブログにしてみました月、3月にもなれば地震の怖さを意識する情報が嫌でも目や耳に入ってきますよね。大地震は近年いつ起きても不思議ではないのです。人間は時間が経つと震災の意識が薄れ、だんだんと忘れてしまうのが自然なこと。みなさんはいかがですか?地震対策はされていますか?

地震に強い家に!

まずは地震に備えることが重要!非常持ち出し品や備蓄品はもちろんのこと、住まいも地震に備える必要があります。

まずはお住まいの簡易自己診断を!

家屋の倒壊は人の生命も奪います。特に昭和56年以前の旧耐震基準による建物は地震に弱いとされています。耐震診断を受け、必要な補強をすることを強く推奨します。

耐震簡易自己診断

耐震補強で、地震に強い家に!

  1. 屋根を軽量化する
    屋根を軽くする工事は、木造住宅の耐震工事の中でも他の箇所と絡まず、単体で行なうことができます。もちろん住みながらできるので、居住者の方の負担も少なく、効果的な対策です。
  2. 壁をバランスよく配分する
    木造住宅の耐震補強においては、耐力壁の配置がとても重要です。大きい開口の窓を小さく交換して、壁の量を増やすことは建物の耐震性を向上させます。
  3. 基礎を補強する
    地震力を正しく基礎へ伝えることも大切な事です。阪神大震災でも新耐震基準以降の木造の建物が大破している例がありました。これはガチガチに固めた建物に粘りがなかったためです。地震に強い建物にするには「強さより粘り」が大切なポイントになるわけです。
  4. 傷んだ柱・土台・梁を入れ替える
    弊社で行なってきた木造住宅の耐震工事で、解体してみると柱が腐っていたという、恐ろしい事例が何度もありました。そのような場合でも弊社は長年のノウハウで数多くの施工実績がございますので、ご安心ください。
  5. 耐震金物で補強する
    新しい構造材に交換した箇所はもちろん、古い材をそのまま使う箇所にも金物で補強します。経年した木造の住宅の場合、金物は付いていないことがほとんどですので、筋交いプレートやホールダウン金物などを取り付けして補強をします。

そのほか、家具の転倒や落下を防ぐ、戸棚が開かないように留め金具を付ける、などちょっとした対策をすることが大事ですね。ご家族で話し合う時間をつくり、日頃から地震に対しての対策を心がけて見ませんか。

エールハウスは、横浜市木造住宅耐震改修事業の登録事業者です。お住まいの耐震診断、耐震改修に関する些細なことでもお気軽にお問合せ下さい。


地震に強い家に!