みなさん、こんにちは。エールハウス横浜店、二級建築士の西潟です。
9月に入り、秋めいてきましたね。まだ暑い日もありますがみなさんいかがお過ごしですか?夏が過ぎれば台風の時期がやってくるので、お家の点検やメンテナンスは早めに確認しておきましょう!
今回のブログでは、『玄関ホールの京壁の上に貼ったクロスが剥がれてきたので、直したい』とご相談いただいた工事をご紹介します。
【現状】
京壁だった壁が、年数が経つにつれてぽろぽろ剥がれてきてしまっていたのを、知り合いの方に上からクロスを貼ってもらったそうです。その際に、ベニヤを捨て張りせずに直接クロスを貼っていたので、つなぎ目から隙間が空いてきてしまっている状態になっていました。
玄関ドアを開けて一番初めに目が行くところが、一番ぼろぼろの状態でした。
お客様も、「いつか壁ごと剥がれるのでは・・・」と心配になり、ご自身で購入した何本もの突っ張り棒で支えていました。これでは見た目も良くないですし、不安な気持ちは変わらないままです。
【お客様へのご提案】
今回の工事では、しっかりと『ベニヤを捨て張りしてからビニールクロスを張る』ご提案をしました。
天井は特に問題なかったのですが、壁を直すなら天井も一緒にしたいとのことで、天井も壁と同じくベニヤを捨て貼りしてから、ビニールクロスを貼っていくことにしました。
【工事スタート】
まずは既存のクロスを剥がしていき、隙間なく5.5mm厚のベニヤを貼っていきます。
ベニヤの繋ぎ目やビスを打ったところにパテを塗り、パテが乾いたらビニールクロスを貼っていきます。天井は段が付いていたので、ふかしてクロスを貼るときに平らになるようにベニヤを貼っていきます。
今回は壁にはシンコールSLP-869、天井は板目柄のサンゲツSP9568(※現在廃版品番)のビニールクロスを貼りました。
シンコールのクロスは量産型でも機能性が高いクロスが多いので、使うお部屋によって機能を考えながら決めてみるのも楽しいです。
【完成】
以前よりも明るいグリーン系のクロスなので、玄関ホールが全体的に明るい空間になりました。
天井も板目柄のクロスですが、本物の板張り天井を感じることができます。
たくさんあった突っ張り棒がなくなりすっきりしました。これで壁がはがれる心配もなくなり安心して過ごすことが出来るようになりました。
今回は予算の関係で一番ひどい状態だった玄関ホールのみでしたが、ほかの部屋も突っ張り棒で固定している箇所があるので、徐々に直していく計画です!
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