こんにちは！エールハウス湘南店、リノベーションアドバイザーの荒川です。
さて、前回までのブログでもご紹介させていただきましたが、私どもエールハウスの店舗の一つである『湘南店（横浜市金沢区）』では現在建て替え工事の真っ最中です。今回も少しずつではありますが、普段なかなか見ることが出来ない店舗の新築工事の進行状況をご紹介していきますので、引き続きご覧ください。
前回は地盤改良までご紹介しましたので、今回は基礎工事についてお伝えいたします。やはり何事も基礎が大事なように、建物においてもとても重要な部分になります。
根切工事
まずは基礎を造る為に、重機で基礎の底になる位置まで地面を掘削していきます。これを根切りと言います。
砕石・捨てコンクリート打設
次に砕石を敷き詰めて、地面を機械で転圧してしっかりと締め固めます。
そして地面からの湿気が上がってくるのを防ぐ為に防湿シートを敷きます。
基礎外周部には捨てコンクリートを打設して、基礎配筋用の墨出しを行います。
配筋工事
次は配筋工事です。事前に工場で溶接して組み上げたユニット鉄筋を使用し、ベース部に鉄筋を組んでいきます。周りにコンクリートが流れ出ないように基礎の外周部には型枠を組みます。先ほどの捨てコンクリートはこの型枠の固定用でもあります。
ちなみに、鉄筋の下に見える青いものはポリエチレンフォームといういわゆる断熱材です。
エールハウス湘南店の１階部分は、基礎のコンクリートがそのまま床（土間）となるので、断熱効果を期待して敷き詰めています。
ベース部コンクリート打設
ミキサー車とコンクリートポンプ車により、生コンクリートをベース部に打設していきます。
立ち上がり部コンクリート打設
十分に乾いたら、立ち上がり部分にも型枠を組み、同様に生コンクリートを打設します。同じくコンクリートが固まり強度が出たら、型枠を外していきます。
基礎工事中はちょうど天気にも恵まれ、しっかりとした基礎が出来上がりました。
今回はここまでになります。無事に基礎工事も終わりましたので、次はいよいよ建て方工事になります。
どうぞ次回もお楽しみに！
