こんにちは。横浜本店、一級建築士の後藤です。早いもので今年も師走となりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。さて、今回は玄関アプローチ改修工事の事例をご紹介させて頂きます。
《お施主様のご要望》
- 最近階段の登り下りがだんだんきつくなってきたので、玄関までの外階段に手すりをつけて、登り下りをより楽に、安全にできるようにしたい。
- ポストが傷んできたので交換したい。
《エールハウスのご提案・施工》
手すり
TOTOの住宅用屋外手すりを採用しました。自由な長さでカットでき、組み合わせが自由にできるので、段差や傾斜の多い屋外など、様々な場所に対応できます。
ステンレスの表面に軟質樹脂を被膜しているので、金属製の手すりに比べ、夏の日差しにも熱くなりづらく、冬は握った時のひんやり感を軽減します。さらに、手すりの表面に汚れに強い特殊樹脂を使用しているため、お手入れも簡単です。
色は擁壁ブロックの色味に合わせて、ブラウンを採用しました。
階段
以前の階段は、蹴上げは20㎝、踏み面は27㎝ほどで、ごく一般的な階段でしたが、より安全にゆったり上れるように、今回は蹴上げを8㎝低くして12㎝に、踏み面は15.8㎝広くして42.8㎝とゆったり楽に上り下りが出来る様に計画しました。
加えて、段の先にブラウンの鼻先タイルを貼ることにより、滑り止めと、視覚的にも段の位置がはっきりわかるのでより安全にお使いいただけます。
ポストの交換とブロック塀
ポストの交換には、ポスト周辺の既存のブロック塀も一部壊さなくてはならなくなるので、思い切って階段と並行する部分までブロック塀も新しくすることにしました。
採用したブロックはTOYOのレクルウォールです。角の取れた方形の石積みのテクスチャーを持っています。その優しい石の表情は街や建物に上品に溶け込み、玄関先を明るく華やかにしてくれます。
こちらはお客様にイメージが伝わりやすいように作成したパースです。
ポストはLIXILの口金タイプを採用しました。また、以前は二世帯で二つ並べていたものを一つに減らし、スッキリとさせました。
玄関アプローチ改修工事、完成です!
お客様の声
『段がゆるく、足元も広くなったのでとても使いやすくなりました。せっかく手すりをつけましたが、上り下りしやすくなったので、まだ手すりは使わなくてもいいくらいです(笑)また、提案してくださった図面も完成形が分かりやすく、実際、図面通りに出来上がったのでとても感心しました。』
「使いやすくなった!」と、お客様に満足していただき、私も嬉しく思います。まだまだお元気でいらっしゃるお客様ですが、将来のことをお考えになり、早めに使い勝手の良いように改修をお考えになることは、今を生き生きとお暮らしになっている秘訣なのかもしれませんね。
終わりに、先日今年の漢字が「密」に決まったというニュースを見て、コロナウィルスに奔走された一年であったことを痛感いたしました。来年は一日でも早く、ウィルスに心配をしないで生活できるようになる事を心から願うばかりです。
皆様お元気で新年をお迎えになりますように…。では!
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