瓦屋根にはご注意を!~瓦屋根の注意するポイント~

 皆様、こんにちは! エールハウス藤沢店スタジオ、二級建築士の新井田(ニイダ)です。

 前回(お住まいの屋根材は何ですか? ~危険な屋根材編~)に引き続き「屋根材」についてお伝えします。

瓦屋根

 

 先日、台風の影響で瓦が割れてしまったお客様からのご依頼で屋根調査をしていた際、屋根の上から見た夕日がきれいで、思わず写真を撮ってしまいました(笑)

 屋根の上は怖いですし危険が伴いますが、景色はきれいですね!

 余談はさておき、今回は平瓦の施工方法についてご紹介します。

 台風15号・19号の台風被害の中で、瓦屋根被害のお問い合わせを多くいただきました。瓦は日本家屋の代表的な屋根材で、今でも数多くの屋根で使われています。瓦屋根は見た目もすごくきれいで、何よりも耐久性が高く50年は持つとも言われています。

 しかし今回の台風では、平瓦がずれてしまった、飛んでしまった、といった被害が多く見られました。

瓦のずれ

瓦のずれ

瓦浮き

瓦浮き

 なぜ瓦がずれたり、飛んでしまうのでしょうか?

 それは平瓦の施工方法に原因があります。

 瓦葺きは大きく「土葺き工法」「引掛け桟瓦工法」の二つに分かれます。

 土葺き工法とは、葺き土の接着力で瓦を抑えている工法で、瓦の上を歩いただけで瓦がずれてしまうような強度の弱い工法です。阪神淡路大震災ではこの工法の瓦屋根はほぼ全滅、甚大な被害がでました。

 阪神淡路大震災の被害をきっかけに建築基準法が改善され、土葺き工法は引掛け桟瓦工法に変わりました。

 引掛け桟瓦工法とは、桟木と呼ばれる横部材に引掛け釘で止める工法です。

 しかし、引掛け桟瓦工法で施工された瓦屋根であっても、土葺き工法から引掛け桟瓦工法に変更した直後は、4枚につき一本の釘しか使用していない当時の住宅金融公庫仕様基準による施工が一般的だったため、釘を打っていない瓦はずらそうと思えば簡単に動いてしまう状況です。

 そして今年の台風被害では、多くがこの土葺き工法から、引掛け桟瓦工法に変更した直後の工法に基づき施工された瓦葺きの屋根でした。引掛け桟瓦工法により施工された瓦屋根といえども安心はできないですね。

 なお、現在の引掛け桟瓦工法は、瓦一枚につき一本の釘を打つガイドラインに基づく工法で施工するため、強度は昔のものに比べだいぶ良くなっていますのでご安心ください。

 瓦屋根が落ちてしまわないか心配な方、一度エールハウスに屋根無料調査をご依頼ください。この機会に一度ご自宅の瓦の工法を一度確認してみてはいかがですか?

 

 次回は今回の続きで、台風被害で平瓦より被害が多かった瓦屋根の「棟」の施工方法についてご紹介しようと思います。こうご期待ください!

 横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

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