カバー工法とは既存の屋根を撤去しないで、その上に新しい屋根材を被せる工法です。
🔴メリット:既存屋根材の撤去作業や、処分費用がないので安価で出来、既存の屋根と新しい屋根の二重構造になるので断熱性や遮音性がアップします。
🔵デメリット:既存の下地や内部が劣化しているときは対応が出来ません。屋根全体の重量が増えるため、耐震性能が低下します。
✅屋根材にズレ・割れ等の確認
最初に棟の板金・雪止め等、作業上撤去が必要な部分からの作業になります。
✅既存屋根材に防水紙貼り
既存屋根材に粘着系防水を重ねて貼り、雨が漏らないようにします。
✅屋根材を張って仕上げ
重ね葺きの屋根材としては人気の高い金属平葺き屋根材や安価で施工がしやすいアスファルトシングル葺きがお勧めです。全ての屋根材がカバー工法に適しているわけではありません。