みなさん、こんにちは! エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、
「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」
「不便・不安・危険な箇所を解消したい」
といった理由をお客様からお聞きすることが多いです。
そのような時その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなくせっかくの機会だと考えて少しプラスアルファをしてみるとリフォームするのが楽しみになってみたり、リフォームをやって良かったと思えたりします。
今回は『外装塗装工事事例』をご紹介します。
お客様のご要望・現況
- 最近訪問販売の人がよく来るようになって、塗装のことをよく言われる。
- 一番気になっているのは軒裏で、全体的にボロボロになって剥がれかけているので、そこを直してもらうだけにするかやっぱり外壁塗装もやった方がいいのか悩んでいる。
下屋根の届くところはお客様ご自身でガムテープを使い応急処置をしたとのこと。
大屋根の高いところは届かないので全体的に傷んでいます。
ベニヤの表面が剥がれているところも。
霜除の軒裏も同様に傷んでいます。
プランニングポイント
軒裏が全体的に傷んでいてこのままでは塗装は出来ない状態でしたので、重ね張りをすることをご提案しました。ただ、そのためには足場が必要となります。重ね張りをした軒裏も塗装して仕上げる必要があります。
軒裏だけを塗装するのも可能ですが、せっかく足場を架けて塗装の作業もするのであれば、前回塗装してから15年経っているという意味でも、この機会に外壁を含めた全体的な塗装をすることをおすすめさせていただきました。
工事スタート!
まずは仮設足場を架けます。
大工さんにより軒裏を重ね張りしていきます。
お打合せの結果、軒裏全てではないのですが、それでも全体の約4分の3は施工します。換気部材も既存のものを再利用しながら施工していきます。
軒裏には使うことがないパネコートと思しき板が、なぜか張られているところがありました。
しかも正面の一番目立つところ。
どうやら少し前に別の業者にやってもらったらしいのですが、正直に言えば体裁も何もなく、ただバルコニーから作業が出来る簡単なところだけをやった、というだけに見えます。
その時はそこだけでも直ればというものだったのかもしれませんが、得てして結局今回のようにその他のところまで直すことになってしまうものです。
あくまでも業者側がもつべき考え方として、
- プロであればお客様にとって損にならないように
- 無駄や重複のないように一歩先まで考えて
ご提案しなくてはいけません。
さすがにそのままにしておくわけにもいきませんので、一緒にその部分もやり直しておきます。
あとは塗装工事をしいてきます。
塗装作業を始める前にまずは高圧洗浄で汚れを流します。高圧洗浄の際は前もってご近隣の方々にご挨拶を回っておきます。
洗浄が終わったら、窓廻りや周辺に塗料が付かないようにしっかり養生をします。
バルコニーの床やエアコン室外機もしっかり養生します。
屋根は今回そのままですが、雨押えのトタンは塗装します。
外壁や木部、軒裏など、それぞれ部位ごとに各工程通りに塗装していきます。
外壁
軒天
破風板
塗装出来ないほどボロボロになっている破風板が一部あったので、その形に合わせて加工したガルバリウム鋼板でカバーします。
問題がないか最終点検をして、仮設足場を解体します。
周りを掃除してこれで今回の工事は全て完了です。
工事完成!
お客様の声
エールハウスさんとは20年以上のお付き合いで、この家の塗装もエールハウスさんにやってもらいました。それも荒川さんにやってもらっていて、それからもう15年経つというのには驚きました。
15年経っている状態なので最近はよく訪問販売のような方が来るようになって、さすがに直さないとなぁ、と思っていたところでした。エールハウスさんは昔から定期的にアフター訪問に来てくれますし、ちゃんと直すならエールハウスさんに頼もうかと思い今回ご相談しました。
皆さん良い職人さん達で工事中も安心でした。
もう直さなきゃいけないようなことはあってほしくない・・・というのは本音ですが、もし何か困ったことがおきてしまったら、その時はまたよろしくお願いします。
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!