みなさん、こんにちは!
4月下旬、横浜市G様邸新築工事の地鎮祭が執り行われました。
今回は、その時の地鎮祭準備・流れについてご紹介したいと思います!
「地鎮祭」とは?
新築工事の際に無事に工事が行えるよう、また施主様がここに住む際に安心安全に暮らせるように土地の神を祀り、祈る儀式のことです。
~地鎮祭前日までの準備~
まず、地縄作業をします。
新築建物の位置を示すために杭と縄で建物の外形を作りました。
地縄作業を終えて、広さを確認しましたが、小さく感じました。
しかし、建物の基礎や枠ができると不思議と広く感じるそうです!
これからが楽しみです!
~地鎮祭当日の準備~
まず、神様の空間を用意します。
土地の中心ぐらいに2m四方の空間を作りました。
四隅には90㎝ほどの長さの杭を打ち、その杭に竹を固定しました。
地鎮祭には祭壇の向きがあり、下のイラストのように祭壇正面が南に向くような位置関係になっています。
お供え物では、宮司さんが用意してくださる場合もあるようですが、今回はお施主様のご依頼により私たちで用意しました。
用意したのは
- 果物(今回は、みかん・バナナ・キウイ・リンゴ)
- 野菜(今回は、ズッキーニ・ナス・里芋・人参・サツマイモ)
- お米
- お塩
- 鯛一匹
- 日本酒(お清め用)
- 包装された酒瓶2つ(お施主様とエールハウス)
実際には上の写真のように祭壇に並べられました。
祭壇の2段目中央にあるのは、鎮め物です。これは、基礎を作るときに埋められます。
また、お供え物以外に、盛り砂を用意しました。
これは儀式の際に必要なものです。
盛り砂の頂上には草を植えます。
宮司さんによると
・30㎝程の長さのある敷地内の草
が良いそうです!(神社により異なることもあります)
地鎮祭準備が完了しました!
地鎮祭スタート
- 修祓(しゅばつ)の儀:参拝者、お供え物を清める。
- 降神(こおじん)の儀:サイレンのような声を宮司さんが声で発し、神様をお呼びします。
とてもきれいで緩やかに声の大小をコントロールしていて、始めは驚きましたが、声のキレイさで鳥肌が立ちました。
- 献饌(けんせん)の儀:祭壇にあるお供え物を捧げます。この時にお酒の蓋を外します。
- 祝詞奏上(のりとそうじょう):工事の安全祈願を祈ります。
- 四方清祓(しほうきよめばらい):土地の四隅と中央に、塩、米、和紙、榊に付けた水を撒き、清めます。
- 地鎮(じちん)の儀:盛り砂で土地に見立て、鎌(かま)で草を刈り、鍬(くわ)で耕し、鋤(すき)でならします。
実際には、奥様が鎌入れをして草を刈る動作のあと、草を抜きます。
次に旦那様が鍬入れをして、3回ほど盛り砂にサクサクして耕すような動作をします。
そして、息子様、エール代表者の順で鋤入れをして、盛り砂を軽く掘る動作をします。
最後に宮司さんが盛り砂の中に鎮め物を丁寧に埋めます。
玉串拝礼(たまぐしはいれい):宮司さんから玉串を受け取り、祭壇に供えます。参拝者全員が一人ずつ行います。
- 撤饌(てっせん)の儀:お供え物を下げるため、お酒の蓋を元に戻します。
- 昇神(しょうじん)の儀:神様を元の場所へ送ります。
~地鎮祭終了~
無事に地鎮祭を終えることができました!
地鎮祭後のお祝いで供えられていたお酒(神様が頂いたお酒)をお施主様とエールスタッフ、宮司さんの皆で酒を一口。
実際は飲まずに口を付けました。
今後もG様邸新築工事の様子をお伝えしていきたいと思います!
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!