みなさん、こんにちは! 二級建築士・インテリアコーディネーターの笹川です。
現在、海老名市にて、H様邸新築工事が進んでおります! 前回に引き続き、H様の新築住宅が完成するまでを、ブログにてお届けしてまいります(^^)/
【前回のブログはコチラ↓】
【新築ブログvol.1】海老名市H様邸~地鎮祭にパンダ宮司がやって来た!~
前回はパンダ宮司がやってきた地鎮祭をお届けしましたが、今回は地鎮祭後に行った地盤改良工事についてお届けいたします。
家を建てるには地盤調査は必須!?
家を新しく建てるためには、地盤調査をすることが義務付けられているって知っていますか?
新しい土地に家を建てる場合だけでなく、既存の家を取り壊して建て替える場合にも地盤調査は必須となっています(一部の例外を除く)。
建物の安全性のためにも、家を建てる地盤が沈下したり、液状化しないかなど調べることは重要です。耐震性に優れた家を建てたのに、地震で家が傾いてしまった・・・なんてことが無いよう、地盤の状態を調査します。
地盤調査ってどうやるの?
一般的な戸建住宅の地盤調査方法として、スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験(2020年10月JISにて改正))があります。
鉄の棒を地盤に垂直に回しながら差し込み、地盤の硬さや閉まり具合を調査します。調査箇所は、計画している建物の四隅と中央部の一カ所で合計5ポイントが一般的です。
棒がスルスルとスムーズに沈んだ場合は地盤が弱く、沈みにくかった場合は地盤が固いと判断します。
地盤が弱かったらどうするの!?
H様邸も、建物のプラン決定後、地盤調査を行いました。結果は・・・地盤が安定しておらず、軟弱な地盤との結果でした。
地盤が弱かった場合には、家を建てるために地盤補強が必要となります。H様邸も軟弱地盤だったため、建物をしっかりと支えられる支持力を地盤に確保するために地盤補強をすることになりました。
地盤補強は何するの?
地盤補強には、
- 杭状の補強材を打ち込む方法
- セメント系硬化材を土と混合させて固める方法
があります。
今回の地盤では、杭状補強材での地盤補強を行うことになりました(地盤によって、補強方法が異なります)。
地盤を鋼管補強材で強くしよう!
地盤補強工事当日はとってもいいお天気でした!
今回打ち込む補強材をトラックから降ろしています。
補強材を重機で回転貫入していきます。
貫入完了しました。なんと、今回貫入した補強材は30本!
建物の基礎の下にしっかりと打ち込まれました。
工事後、お客様に地盤補強工事の写真をご覧いただいたところ、「想像よりも杭が長くてビックリです!」と驚かれていました(^^)。この長い杭達が、今後のH様邸のお家をしっかりと支えてくれます。強い地盤が出来たところで、次は基礎工事へと進みます!
次回は基礎工事編をお届けします♪
【新築ブログvol.3】海老名市H様邸~基礎工事完了!鎮物を納めました~
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