いつも読んでいただきありがとうございます。エールハウス旭店スタジオ、店長の小林です。
毎日の暮らしを快適にしてくれるカーテンは、お住まいの窓には欠かせないアイテムのひとつです。季節によって変えたり、STAY HOMEで気分転換のために模様替えをしたりと、カーテンが果たす役割はさまざまです。今回は基本的な生地の素材の種類と、機能性についてふれてみたいと思います。カーテン選びの参考にしてください。
カーテン生地の主な種類
■ポリエステル
ポリエステルは丈夫で扱いやすく、最近の生地では主流になっています。
光沢感、手触りが良く、シワにもなりにくいことも特徴です。
静電気でホコリ、汚れを引き寄せやすいのが欠点ですが、家庭で洗濯できるので柔軟剤など工夫することをおすすめします。
■アクリル
アクリルは見た目はウール風で、軽くやわらかい感触です。ポリエステルの次にカーテンに多く使われています。
こちらも静電気を帯びやすく毛羽立ちやすいので、ポリエステル同様に工夫して洗濯しましょう。
■レーヨン
光沢感があり、手触りはやわらかくサラリとしています。吸湿性と放湿性がありますが、シワになりやすい欠点があります。
■綿
見た目がナチュラルで肌触り、吸湿性が良いです。太陽光による変色で劣化がしやすくシワになりやすく、家庭での洗濯では縮んでしまう欠点があります。
■麻
自然素材が持つナチュラルな風合いが魅力のひとつです。綿と同じで家庭での洗濯には向いていませんが、シャキッとした手触りと吸湿性、放湿性に優れています。通気性や良く、吸水性や速乾性が高いので、湿気の多い時期に役立ちます。家庭で洗濯すると縮むことがあります。
マークによってわかる性能
NIF基準の性能を有することを示すマークです。カーテンを選ぶ時に基準にする性能を抜粋してご説明します。
機能マーク一覧(サンゲツHPより)
■遮光性マーク
光を遮断する機能です。1級がより性能が高く、2級、3級にいくにつれて光を通します。例えば色の薄い生地ほど明るく感じやすいというように、遮光性能が同じカーテンでも、生地や生地の色によって明るさの感じ方が異なります。
1級は主に寝室や雨戸やシャッターの無い窓などにおすすめしています。遮光性を高めるために、カーテンレールを取り付ける時に工夫することによって、カーテンの上下から光が漏れないようにすると一層効果が高まります。
お子さんのお部屋など、朝日で自然に目覚めたいという時には、遮光等級の低い生地か、遮光性が無い生地を選ぶと良いです。
■遮熱シアーマーク
一般的にはレースカーテンに窓から部屋に入ってくる熱を遮る機能を持たせた生地です。外気熱が室温より高い場合に効果があるので、特に夏場の室温が上がるのを防いでくれます。
■ミラーマーク
こちらもレースカーテンに施した機能です。室内が見えにくく外部から鏡のように見えて室内が透けて見えません。光沢のある糸を使い、外からの光を反射させることで室内を見えにくくするので、外が暗くなると室内が見えてしまいます。暗くなってからは、ドレープカーテンなどを使用すると良いです。
■UVカットマーク
UV加工を施した生地です。日当たりが良い窓に使用することによって、室内の床や家具の日焼けによる劣化を予防することができます。
その他には、
- 家庭で洗えるウォッシャブル機能マーク
- 防臭加工マーク
- 防カビマーク
など、生地に特殊なコーティングを施したものもあるので、お部屋の用途に合わせて機能付きのカーテンを取り付けるといいですね。
また、断熱性のある生地もあります。糸を高密度に織り込んで生地に厚みを持たせたり、特殊コーティングを施して熱の流れを遮断する機能を施しています。窓からの熱の出入りを防ぐので、空調の設定温度を控えめにできるエコな生地です。
カーテンも室内のインテリアを担う重要な役割があります。内装のリフォームをお考えの際には、カーテンのスタイル、機能などトータルコーディネートして気分転換されるとよりお部屋が快適になりますよ♪次回は、カーテンのお部屋に合ったおすすめコーディネートをお届けしたいと思います♪
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