こんにちは!リフォームアドバイザーの石田です。最近寒くなってきて、窓に結露は発生していませんか?
今回のお役立ち情報は、断熱結露対策についてお話しします!
結露が発生する4つのタイプ
- 冬型結露 → 冬に発生する。日本でもっとも多く発生
- 夏型結露 → 夏に発生する。地下室・コンクリート住宅等で発生
- 表面結露 → 壁の表面に発生する。外壁面の断熱が悪いと発生
- 内部結露 → 壁の内部に発生する。外壁面の断熱が悪いと発生
これからの季節によく発生する冬型の表面・内部結露を防ぐため、断熱結露対策のポイントをお話しします。
まず、結露は室内の水蒸気の量が多い事で起きています。実はその原因は窓・外壁の断熱不足なんです。熱が窓や外壁から外に逃げていることのサインでもあります。この場合、窓や外壁を断熱することで結露対策になります。
①窓の断熱結露対策
《対策方法》
- 既存窓ガラスをペアガラス(二重窓)にする。
- 内側に樹脂窓(内窓)を取り付ける。
- カーテン(厚手・断熱仕様)やブラインドを取り付ける。
- 窓に断熱シートやフィルムを貼る。※剥がれてくると汚れてカビの発生原因になってしまいます。
②外壁の断熱結露対策
《対策方法》
- 内壁面に、防湿層付きのグラスウール断熱材やウレタンフォーム充填材を隙間なく施工をする。
- 外壁面に、通気層を厚み18mm以上設けて、構造内部に侵入した水蒸気を排出させる。
上手な生活の仕方・コツ
- 室温を必要以上に上げない事。湿度も極端に上げない事。
- 室温は20℃程度、湿度は60%を超えないようにする事。
- 炊事中や入浴中も大量の水蒸気を発生するので十分な換気をする事。
- ストーブの上にヤカンを置いたり、洗濯物を干したりする事も原因になります。
まとめ
外気温と内気温の差により水蒸気が多くなると結露が発生します。その原因は主に窓・外壁の断熱効果不足です。結露が多くなるとカビ菌等を発生し、もちろん体にも良くないことですので、断熱工事で結露対策行なうことをお勧めします。