こんにちは。エールハウス湘南店、リフォーム・リノベーションアドバイザーの荒川です。
これまでのブログ『【令和元年】台風15号、19号の被害の実態』等で何度か取り上げましたように、2019年はここ横浜でも大型台風による被害が多く、自然災害の怖さを改めて思い知らされた年でした。
2020年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの年です。交通インフラや都市開発も着々と進んでおり、日本中が活気に溢れていくようなワクワクした雰囲気になっているように感じます。オリンピック・パラリンピックが終わった後も、この一年がその勢いのまま飛躍の年となるよう、明るい年にしていきたいものですね。
今回は『台風による被害の対応』をはじめ、『屋根の点検』、『屋根のリフォームの際に重宝している便利なアイテム』について詳しくお話しようと思います。
屋根の点検
点検や下見のご依頼をいただくと、まずは今の状態を確認にお伺いします。ご依頼が屋根となると、ただ行けば良いというわけではありません。
従来は屋根に上がる為に二連はしごを準備してからお伺いしていましたが、最近では他の方法で屋根の状態を確認出来るようになりました。
一つは『ドローン』で、もう一つは『高所点検用に特化したデジタルカメラ』です。ドローンついては以前にご紹介してあるブログがありますので、今回は後者の『デジカメ』についてご紹介します。
私たちが愛用しているのはこちらのデジカメです。
一般的なデジカメとは違い、レンズとモニターがセパレートになったもので、これを伸縮式のポールと三脚と組み合わせれば、下にいながら高いところの点検が容易にできます。
このデジカメの優れたポイント
1.安全に点検できる
実際に屋根に上がるのにはやはり危険が伴います。いくら慣れていても、いくらヘルメットをかぶって滑りにくい靴を履いていても、万一があります。これを使えば安全な場所から十分点検できます。
2.屋根の状態を問わず点検できる
屋根によっては上がりたくても上がれない屋根もあります。基本的に6寸勾配以上の急勾配な屋根は上がっての検査はしておりません。また、劣化が進んでいる屋根や苔が大量に発生している屋根、雨上がりで屋根が濡れていても滑りやすくて上がれないことがあります。
3.立地条件等を問わず点検できる
建物と境界とのスペースが狭く、はしごを架けることができない為に上がれないケースもあります。はしごを架けることができるスペースがあっても、植木の枝が邪魔な場合や、はしごを架けられない程の斜面の場合もできません。そんな時にこのデジカメはうってつけです。
4.一人でも点検できる
安全面から屋根に上がる場合やはしごを使う場合には、原則的に二人一組で行動していますが、このデジカメがあれば一人でお伺いすることができますので、予定をとるのもスピーディーです。
5.破損してしまうリスクがなく、安心して点検できる
はしごを架ける際、雨樋の劣化具合によっては破損してしまうのではないかと危惧することがしばしばあります。また、同じく屋根材も劣化が進んでいると、歩くだけで割れてしまわないかと思うことも。
余談ですが、悪質な業者は屋根の上で見えないことをいいことに、元々は割れていない屋根材をあたかも割れていたかのように既成事実化してしまう、という話を聞いたことがあります。これではもう後の祭り、確認のしようがありません。
お客様サイドから考えても、ある意味で屋根に上らないということは安心だと言えるかもしれません。
このように地面から屋根や高いところを点検しますので、どうしても軒先に近いところが中心にはなりますが、それでも屋根全体の確認は問題なくできますので、屋根の点検にはとても重宝しています。もちろん実際に屋根に上がっての検査も行なっています。
また、屋根工事の施工前・施工後の確認にも便利です♪
このデジカメやドローンを状況に応じて使い分けて、安全・安心・確実・高効率に点検をしていますので、ぜひ屋根や高い所の点検は私たちにお任せください。
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!