みなさん、こんにちは! エールハウス社長、一級建築士・宅地建物取引士の伊丹です。
9月、10月と大型台風によって全国各地で多数の被害が出ていて、自然の驚異を感じることが多いと思われますが、台風が起きる要因として『地球の温暖化』が関係しているのはご存知でしょうか。そこで今回は、地球温暖化の将来予想、対策方法などについてお伝えさせていただきます。
まず、地球温暖化のメカニズムについてですが、石油や石炭などの化石燃料を燃やすことによって発生する温室効果ガス(主に二酸化炭素)によって大気中の濃度が高まり、本来ならば宇宙へ放出されるはずの熱が地球にとどまり、地球の温度が上がってきています。
もし、このまま有効な地球温暖化対策を取らなかった場合、2100年の世界の平均気温は最大で4.8度上昇、また平均海面水位は最大82センチ上昇すると予測されています。また、地球温暖化が進行すると降水量が増える要因にもなり、2100年には約2倍になると言われています。先日も滝のように降る雨が発生して、横浜市でも浸水が発生しておりました。
冒頭に最近の台風が起きる要因に『地球の温暖化』が関係しているとお伝えしましたが、台風誕生のためのエネルギー源は、暖かい海面から蒸発した水蒸気が凝結して雲の粒になる時に放出される熱です。台風が発生するためには、海水温が高温(26度以上)でたくさんの水蒸気が発生することが条件です。地球温暖化によって気温・海水温が上昇することで、エネルギー源である海水の蒸発量が増え、大気中の水蒸気量が増えることで、台風が強大化することが予想されるのです。
以上のように、地球温暖化が私たちに及ぼす影響は計り知れません。将来のためにも地球温暖化防止に取り組む必要があります。なお、家庭では、電気やガスなどのエネルギーを消費することで、二酸化炭素を排出しています。ちなみに家庭からの二酸化炭素排出量のうち、半分は電気を消費することで発生しているのはご存知でしょうか?
【家電における「省エネ対策」】
- 家電の使用上の工夫
- 省エネ家電の買い替え
によって取り組むことが出来ます。
例えば、照明器具は使っていない部屋は付けない、LEDの照明器具に買い替えることによって省エネにつながります。たくさんの電気を消費する冷蔵庫は、買い替えることはもちろんですが、ものを詰め込みすぎない、適切な設定温度にすることによっても省エネになります。夏場も冬場も活躍するエアコンは、夏は28度を目安に、冬は20度を目安に設定することや、フィルターを月1回~2回清掃することによって省エネすることが可能です。
次回は、その他の地球温暖化対策についてお伝えさせていただきます。皆さんで『ストップ!地球温暖化』を推進していきましょう!
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