こんにちは!エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
今回のブログでは、子供の成長に伴い、2階の約10帖の洋室を5帖ずつの2部屋にするために、間仕切壁を造作した様子をご紹介します。

現状とお客様からのご要望
- 子供の成長に伴い、2階の1部屋を2部屋にするために間仕切りの壁を造ってください。この家を建てる段階でそのつもりで設計してもらっていますので、既にそれぞれの部屋用にドアも2つあります。
- 仕様書にクロスの品番が載っているのでわかります。壁のクロスは今でも同じものがあれば無地柄の方に合わせたいので、同じクロスでお願いします。仕様書にクロスの品番が載っています。
クロスはトキワ製のもので、当時と品番こそ変わっていましたが現行品でも同じ柄が継続していました。巾木や廻り縁も同様に調べてみたところ、ウッドワン製でこちらも同じく現行品で揃えることができそうです。
将来的に間仕切り壁を造ることが想定されている場所。とは言え、実際に何も支障がないか、又、壁厚などを事前にチェックしておきます。
まず、この2つのドアの間に壁を造ることになります。ここの間隔が120mm。

工事前 壁仕切り位置1
ここの反対側がエアコンと窓(カーテンレール)の間になります。
その120mmの真正面となるあたりを見ますが余裕があったので大丈夫そうです。

工事前壁仕切り位置2
ドア側に戻って、下を見れば戸当たり。この間が約84mmでした。なので120mmではなくこの84mmが基準になります。

工事前 戸当り
更に、レバーハンドル。
ドアが戸当たりに当たった時、レバーハンドルはそれよりも出ますので、仮にほかに何も考えず戸当たりだけを気にして壁を造ると、戸当たりより先にレバーハンドルが壁に当たることになります。
・・・とは言え、これら全てに対応しようとすればするほど、壁厚を薄くするべく下地もどんどん薄くなってしまいます。
お客様へのご提案・工事内容
今回はある程度の壁厚は確保しつつ、状況に応じて既存の戸当たりを移設して調整することで対応していくこととしました。
工事スタート
まず動線を養生します。

工事中 養生

工事中 養生
レーザー墨出し器で水平垂直を見て壁を造作していきます。

工事中 レーザーで墨出し
壁の下地ができれば、あとはクロスを貼って仕上げます。

工事中

工事中
完成しました
養生を剥して掃除して、完成です。

工事後

工事後
戸当たりは少し移設することで対応できました。幸い既存のビス跡も出ずにおさまりました。

工事後

工事後
エアコンやコンセントにも干渉せず無事おさまりました。

工事後

工事後
巾木や廻り縁、クロスが周りと同じもので揃えられましたので、違和感なく壁ができました。

工事後
お客様の声
我が家もそうですが、元々エールハウスさんには実家がよくお世話になっていて、さらに、姉の家も何度もお世話になっています。
今回は在宅勤務しながらの工事でしたが、手際よく工事をしてもらってスムーズに終わったので助かりました。他にも気になることが出てくると思いますので、その時はまたよろしくお願いします。今回はありがとうございました。
担当者の声
この度は間仕切壁造作工事のご依頼を頂きまして誠にありがとうございました。お困りのことやお気づきのことがありましたら何なりとお申し付けください。今後とも宜しくお願い致します。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!
