こんにちは。エールハウス本店の金崎です。
昨年は日本の防災意識が大きく転換する年になりました。
2024年の元旦に能登半島地震、8月には日向灘を震源とする地震が相次ぎ、酷暑や局所的豪雨なども各地で発生しました。最近では乾燥による火災も多く発生しています。
今回は、皆さんの『防災対策のヒント』になるような情報をお伝えしたいと思います。
「非日常的な備え」から「日常生活に溶け込んだ対策」へ
皆さんは【ローリングストック】という考え方を知っていますか?
これは日常的に使用する食品や生活用品を少し多めに購入し、使用した分を補充していくことで、常に一定量の備蓄を保つ方法です。
私は5年保存食セットを段ボールに詰め込んだまま、気づけば賞味期限を切らして丸々捨てることになってしまったことがあります・・・
いくら備蓄していても災害時に腐っていたら役に立ちません。
【ローリングストック】で備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。
ローリングストックのポイント!
①まずは古いものから使う
備蓄するモノが古くなってしまわないよう、必ず一番古いものから使うようにしましょう。例えば、右側が古く左側が新しいモノというようにルールを決めて収納するなどの工夫で循環させていくことが大切です。
②使った分は必ず補充する
ローリングストックでは、ストック品をいつ食べても構いません。だけど消費した分は都度必ず補充しましょう。補充を忘れたタイミングで災害が起こった!なんてことが無いように心がけましょう。
フェイズフリーの考え方
もうひとつ、防犯グッズを普段から使用する「フェイズフリー」という考え方が広がっています。
非常用として購入したポータブル電源をアウトドアでも活用するなど、いざという時だけでなく、日常的に使用することで生活に防災が自然に溶け込んでいきます。
災害時はガスや電気、水道が止まり食材を調理できないことが想定されます。ポータブル電源があれば最低限の電力供給が可能になります。
また、お客様の中には、キッチンリフォームの際にIHクッキングヒーターだと、災害時に不便になるからと設置を懸念される方がいらっしゃいます。
そんな時に役立つのがカセットコンロです。ローリングストックでは、非常時用の保存食だけを備蓄しているわけではないので、それらの備蓄品を活かすためにもカセットコンロとガスボンベが必需品となります。
オール電化の住宅でもフェイズフリーの考え方で備えれば憂いなしです!
防災対策はもはや「付加価値」ではなく「基本機能」
災害が多い日本だからこそ、住宅の耐震性能は日々向上しています。
日常生活の質を高めながら、非日常の備えも兼ねる。デザイン性と機能性を両立した製品も増えてきました。例えば、停電時でも使用できる保安灯(KOIZUMI照明 保安灯ナイトライト AE42043L)を階段に設置しておけば、いざという時も暗闇での歩行をサポートしてくれます。
皆さんも日常使い出来る商品で上手に防災対策しましょう!
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!