みなさん、こんにちは! エールハウス社長、一級建築士・宅地建物取引士の伊丹です。
花粉が舞う時期がきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は目が痒くてしかたありません。花粉症の方々にとっては、大変な季節でもありますね。。。
さて、今回のブログでは、2024年2月18日に、横浜市立大学様のキャンパスにて開催した、空き家の利活用のコンペについてお伝えさせていただきます。
空き家の利活用のコンペとは?
いきなり『空き家の利活用のコンペを開催しました!』と言われても何のことっていう声が聞こえてきそうな気がします。
実は昨年度から横浜市立大学の現役学生の皆さんと『増え続ける空き家問題を少しでも解決したい』とのことで、一緒になって空き家についてのセミナーを開催したり、空き家で困っている方々の相談に乗る活動を行なってきました。横浜市立大学の学生さんも忙しい中、地道にチラシを配り、空き家で困っている方を探す活動をしてくださり、空き家の相談に乗って欲しいという所有者様を一人見つけられました。学生さんのパワーってすごいですね。またそこで終わらないのが学生さんのすごいところです。
空き家の利活用のアイディアを考えるのに自分たちだけのアイディアではなく、コンペ方式にして、広く一般の方々のアイディアも取り入れようということを提案されました。所有者様も学生さんの提案に賛成され、SNSや広告媒体でコンペ参加者を募り、学生さんチームも含め5チームの応募があり、書類選考の上、3チームでの空き家をどのように利活用するかのコンペが開催される運びとなりました。
コンペ参加者のプレゼンにビックリ!
コンペですが、2024年2月18日(日)の午後、横浜市立大学様のキャンパス内で開催いたしました。コンペの発表者は3チームで、横浜市立大学の学生チーム、会社員の方々のチーム、設計事務所の方々のチームが参加されました。審査員として、空き家の所有者様、横浜市立大学の教授様、横浜市の職員の方、私が務めさせていただきました。
各チーム、しっかりプレゼン資料を準備されて発表してくれたのですが、空き家をどのように活用するかだけでなく、収益計画、ランニングコスト、運用までのスケジュール、集客方法など、綿密に考えられていました。特に横浜市立大学の学生チームのプレゼン能力にはビックリです。質疑応答で教授が少し意地悪な質問をしたのですが、しっかり対応されてました。社会人になっても、すぐに活躍できると感じましたね。
大賞のチームのアイディアを実現させましょう!
空き家の所有者様のご厚意で、今回のコンペで大賞を受賞したチームのアイディアを実現させましょう、ということになりました。厳正な審査の結果、横浜市立大学の学生チームのアイディアが大賞に選ばれました。
空き家をどのように利活用するのかはまだ非公開にさせていただきますが、空き家の所有者様の学生さんのプレゼンに大変感銘を受けておりましたし、このようなコンペを通して、空き家が利活用されることが大変嬉しそうでした。
これからが本番で実際に空き家を利活用するためにリフォームなどを行なっていくのですが、学生さんが主体、私たちは縁の下の力持ちとしてサポートしていきたいと思います。空き家を利活用したい、という所有者様がいらっしゃったら、お気軽にご相談ください。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!