LMC多能工育成研修に参加しました―その十二―

 こんにちは! エールハウス旭店スタジオ、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川﨑です。

 今回は『ガス・その他の基礎知識』について書かせていただきます。

 

ガスの種類

 家庭で使われているガスは大きく2種類に分類されます。

  1. 製造所で製造したガスを、ガス導管を通じて各家庭へ供給する都市ガス
  2. ガスボンベに入っているLP(プロパン)ガス

 

都市ガス

 メタンを主な成分に持つ天然ガス。空気より軽い。地面下のガス管を通じて供給されています。

LPガス                                            

 プロパン・ブタンを主成分に持つ液化石油ガス(LPG)。空気より重い。LPガスが入ったボンベを事業者が配送します。

 

 どちらも原料は無色、無臭ですが、ガスが漏れた時にすぐ気が付くようにガスに匂いを付けてあります。ガス漏れ警報器を室内に付ける場合は、ガス種によって付ける位置が異なるので気をつけましょう。

 「都市ガス用」「プロパンガス用」とガス種によってガス器具も異なりますので、器具購入(コンロ、給湯器など)の際はガス種を確認する必要があります。

 ガス機器には、上記のようなステッカーが貼られており、適合するガスの種類が明記されています。ガスをお使いになる前に、必ずステッカーをチェックし、機器が適合しているか確認してください。

 

ガスメーター(マイコンメーター)

 あまり気にされないとは思いますが、ガスを使用している家庭は外に必ずガスメーターが設置してあります。ガスメーターは事業者の所有物になるので、特に維持メンテナンスなどを気にする必要は無いのですが、ガス配管は所有者の持ち物になりますので、もし異常があれば直す必要があります。

 ガスメーターには「適正な計量」「安全の確保」という重要な役割を担っています。

 ガスの使用量の計量をするだけでなく、24時間コンピューターで使用状態を見守っており、異常があれば、感知してガスを自動的にストップします。ガス漏れ、異常な長時間の使用、地震の時など、もし大地震が発生した時など二次災害を防いでくれる大事な役割をしています。

東京ガスサイトよりイラスト引用

 次回は『給排水配管の基礎知識』について書かせていただきます。

 

 それではまたよろしくお願い致します。

 

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