こんにちは!二級建築士の廣橋です。
去年の秋の台風の影響もあり、色々な協力業者さんが台風被害の応急処置に追われ、中々工程通りに工事が進まず苦労しました(^^;
前回(エールハウスの新築工事(藤沢市)「着工~基礎工事編」)に引き続き、藤沢市内で注文住宅新築工事を行なわせていただいだ現場について、ご報告いたします。先月にお引渡しも終わり、T様は新しい住処で良い年越しを迎えられたことと思います。
基礎部分にコンクリート打設をして、養生期間を置いたら設備業者さんが先行配管をしていきます。そのためには鉄筋工事の時点で、配管経路をどうするかを事前にきちんと打合せしておきます。雨樋の落とし口も、この時点できちんと計画しておかないと、後々面倒になるので、屋根の業者さんとも事前に打合せを済ませておかなければいけません。段取りをしっかり行なっておけば、スムーズに工事が進むということですね。
躯体工事の流れ 土台、大引敷き→床断熱材入れ→床ベニヤ敷き→1F壁→2F床→2F壁→小屋→屋根
家の躯体が出来上がるまでのおおまかな流れは上記のようになります。今回は二人のフレーミング大工さんが手組みで進めていきました。工期や立地条件などにより、パネル工法または手組で躯体を組み立てていきます。土台~躯体完成まで約10日間程度で組みあがりました。パネル工法の場合は、なんと2日間あれば家の躯体は出来上がってしまうのです。びっくりですね!
躯体が組みあがったら屋根工事や外壁工事に進んでいきますが、仕上げ材を張ってしまうと見えなくなってしまう個所もあるので、仕上げ材を張る前にきちんとチェックを行ないます。 確認する箇所が多いですが、図面と照らし合わせながら全て確認していきます。取り付けてあるかだけではなくて、釘やビスの打ち忘れなども無いかをきちんと確認します。個数、ピッチ、釘ビスの種類、きちんと施工がされているか確認が終わったら、次の工程へと進んで行きます。 新築工事の際には、役所若しくは委託されている第三者機関による中間検査が行なわれますが、建物全ての金物の取付け状況や、ベニヤの釘ピッチを全てチェックするわけではありません。エールハウスにご依頼頂いたお客様の代わりとなって、厳しいチェックを日々心掛け、お引渡しのその日までしっかりと施工管理を行なっています!安心してご依頼ください。