こんにちは! エールハウス藤沢店、二級建築施工管理技士の川西です。
前回(ご主人のために奥様からの最高の贈り物:介護保険を使っての住宅改修リフォーム)に引き続き、今回は浴室工事編をお届けします。
前回の打合せを踏まえ、工事の前にお施主様と実際にショールームに同行し、じっくりと色柄や細かな仕様を決めました。
既存の在来浴室も老朽化しているとはいえ、長い間お施主様ご家族の癒しの空間。奥様はそのあたりもしっかり考慮し、設備は最新に、お風呂の色は慣れ親しんだ今までの色の組合せに、新旧を融合した仕様に決定されました。
ショールームにて打合せをすると、写真のように実際のサンプルを使って色柄の組合せを確認出来ますので、完成後のイメージがしやすいです。少し面倒かもしれませんが、ショールームに訪れて、仕様を決めることを強くお勧めいたします。
在来浴室から最新のシステムバスへ
システムバスの作業手順
- 浴室の解体
- 先行給排水設備・電気工事
- 土間コンクリート打ち
- システムバスの組立
- 浴室の入り口廻りの補修
- 完成
お風呂の仕様
- システムバス:TOTOサザナ1616 プレミアムHG ※現在はモデルチェンジに伴いシンラと統合になりました
- 浴槽・エプロン:人造大理石、その名も“お掃除ラクラク人大浴槽”。カウンターも人工大理石カウンターです。見た目の高級感はもちろんのこと、通常のFRP浴槽と比べ、はっ水・はつ油加工が施されているので、日々のお掃除が格段に楽になります。(ご提案したベンチタイプの洗面カウンターは採用になりませんでした)
- カウンター水栓:タッチ式のボタンでカラン・シャワーを切替られるので、使用感が大変良いです。
- 床:ほっからり床。CMでもお馴染みの“ほっからり床”。畳のような踏み心地を一度味わうと、タイル床やFRP床には戻れないかもしれません。“ほっからり床”が気に入って、数あるメーカーさんの中からTOTOに決めたお客様は意外に多いです。
- 窓:LIXILのサーモスⅡ-H。断熱性能の高い樹脂・アルミ複合サッシ。システムバスの工事の場合、既設の窓をそのままお使いいただくことも可能です。ですが私の経験上、「お風呂が新築みたいに綺麗になったのに、窓が古いままなのでやっぱり交換すれば良かった」とのお客様の声が多かったので、まずは、窓を交換する仕様でご提案させていただいております。窓を交換するもう一つのメリットとしては、浴室の断熱性もアップすることが出来ます。
システムバス完成しました♪
手摺は前回の打合せで綿密に取付位置を決めた箇所に取付ました。入口の段差もフラットになりましたので、これでご主人様もより快適なご自宅での生活が送れますね。
次回はトイレ工事編をお届けしますので、お楽しみにしてください!