【Build Story】 Case-08
― コンパクトハウス ー
開放的なリビングで快適で豊かな家
◆DATA
場所：横浜市
構造：木造
建物面積：73.66㎡
建物仕様：耐震等級3、低炭素認定住宅
間取り：2ＬＤＫ
施工期間：４ヵ月
◆PLAN
◆建築士が語るストーリー
敷地面積を最大限に活かしてコンパクトにまとめた住まい
施主様の敷地面積は約23坪と小さく、建蔽率は５０％・容積率１００％の住居専用地域でした。横浜市の第一種高度地区で斜線制限も厳しい中、コンパクトにまとめながらも明るく開放的な空間となるように設計しました。
「狭い＝制限」ではなく狭いからこそできるシンプルな動線で、コンパクトなのに広い家と感じる住空間になりました。
外装・玄関
今の時代あると便利な宅配ボックス付きの玄関。インターフォンや郵便ポストなどをまとめることでスッキリした外観へ。人感センサー付きのダウンライトで帰宅時も明るく灯してくれます。玄関にはちょこっとモノを置いたり飾ったりできるカウンターと、出かける前に身だしなみを確認できるトールサイズのミラー付き玄関収納を設置♪リビングと玄関を仕切る壁にはタイル調のアクセントクロスで建具なしでも空間を分けます。
リビング
リビングはキッチンと水廻りを間仕切りなしでワンフロアでまとめています。リビングの一角にはワークスペースを設けてパソコン作業もしやすいようコンセントと照明も設置しています。ここでもリビングと玄関を仕切る壁が大活躍！リビングからトイレへの出入りが見えないようにする役目もあります。開放的な空間だからこそ視線が気にならない工夫が随所に散りばめられています。
内装はグレージュ系でまとめ、アクセントはブラックで。
カーテン、レールもご一緒にコーディネートさせていただきました。目の前が道路のリビングはレースをミラーカーテンにして目線が気にならないように配慮しています。
キッチン
キッチンはクリナップの『ラクエラ』です。
玄関、リビング全体が見渡せるペニンシュラキッチンで空間が一体的に！
カップボードの左側には冷蔵庫を、下部にはゴミ箱スペースで収納計画もばっちりです。
キッチン照明は、3色に変換できる調色機能付きペンダント照明で雰囲気に合わせて照らしてくれます。
洗面室・浴室
キッチン横のドアを開けた先には洗面・浴室があります。
グレー系のカラーリングでまとめた水廻り
浴室は浴室換気乾燥暖房機を採用し、花粉の時期や雨の日も浴室で洗濯物が乾燥できます。
LDKの中心にブラックのドアがアクセントになっていますね！
ブラック×アンティークガラスのドアがグレージュの部屋を引き締めます。
トイレ
１階トイレは玄関からリビングへの動線を邪魔しないように引戸を採用。
２階のトイレは斜線制限のため、勾配天井となっています。
照明の位置に気を付け、お洒落だけど邪魔にならないブラケット照明。
１階と２階とグレーのカラーリングで合わせています。
収納
コンパクトハウスではなかなか確保できない大容量収納。階段下のスペースを有効活用して衣装ケースを入れたり、掃除道具、食料品のストックを入れたりなどできる便利な空間を造りました。
洋室
ライフスタイルに合わせて変化する
１２.７畳の洋室は将来部屋を増やしたい時にも対応できるよう設計しています。
広大な空間も家具でゆるやかに仕切ることも出来ますし、個室にしたい場合は壁と入口ドアが設置出来るようになっています。
造作カウンター上部にはＴＶを置いたりＰＣスペースとして、下部は収納などにも使えるようにしました。
たっぷりの光が差し込む家族のプライベート空間。洗濯物も沢山干せるバルコニー付です。
