43年間大切にしてきた住まいをリノベーションし、これからも住まい続けたいというお客様からご依頼をいただきました。
リノベーションは、新築に比べプランに制約があるのも事実ですが
担当者のプランを気に入り、エールハウスを選んでいただけました。
希望の間取りが叶うだけでなく、耐震・断熱性もアップし、これからの暮らしが安心で更に快適となったリノベーションをご紹介します。
家族構成:夫婦+子ども3人
場所:藤沢市
築年数:43年
構造:木造2階建て(在来工法)
工事箇所:全面リノベーション
➀リビングイン階段
家族間のコミュニケーションの機会をより大切に、2階の子供部屋へのアクセスはリビングから階段を使う設計としました。
②大幅な間取り変更
これまで和室が並んでいた南側を、間仕切り壁をなくすことで明るく広いLDKとしました。壁や柱を抜く補強は、天井の高さを低くしない工夫をしています。
③耐震・断熱性能アップ
耐震補強や断熱工事は、補助金を活用して行いました。気密性も上がり、道路の車通りの音や強風時の家の揺れも気にならなくなったそうです。
④収納スペースを設ける
廊下やお部屋にはもちろん、水廻りにも物入・収納を設けました。生活空間によって整理整頓がしやすい間取りになりました。
⑤ウッドデッキで庭を活用
用水路の名残があり段差のあったお庭の整地を行い、ウッドデッキを設置することで、今まで活用できていなかった敷地も生活空間の一部になりました。
⑥洗面室と脱衣室を分ける
浴室・脱衣室が使用中でも、気を遣わずに洗面室を使用することができるようになりました。プライバシー配慮の工夫です。
⑦機能充実の水廻り設備
システムキッチンやユニットバスはタカラスタンダードを採用し、清掃性や浴槽の保温性能に特にこだわりました。洗面台は大きい1面鏡が印象的なTOTOエスクアを、トイレにはタンクレスでスタイリッシュなTOTOネオレストを採用しました。
⑧こだわりのタイル
玄関からリビング、水廻りまでタイルにこだわりました。リビングや脱衣室には調湿機能のあるエコカラットを、洗面台には清潔感のあるモザイクタイルを採用しました。
⑨動線にこだわり
奥様の家事動線がシンプルになるように、水廻りや物干しスペースとなるウッドデッキを配置しています。雨の日に洗濯物を室内で干せる工夫もしています。
リノベーション工事前の写真です。
ここから変化していく過程を、写真でご紹介いたします。
解体工事が始まりました。
今回はスケルトン状態になるまで解体を行います。
建替えではなくフルリノベーションのため、構造体はそのまま生かして使う部分があります。
生かす柱や壁を残しながら、慎重に解体をしていきます。
サッシはすべて新しいものに入れ替えるため、サッシとその周りの外壁も撤去していきます。
間取り変更に伴い、新しく壁が作られる場所には基礎も新しく作ります。
コンクリートを打つ部分を掘ってある様子です。
型枠が組まれている様子です。
新しい間取りが見えてきます。
コンクリートが固まり、これから土台や柱を建てていきます。
配管工事も同時に進んでいきます。
排水管や、電気関係の配管が巡っています。
床の断熱工事を行います。
根太という床を支える部材の間に、断熱材を敷き詰めていきます。
LDKの広い空間を作るため、梁補強を施します。
今回はスパンを大きく取りつつ、天井を低くしないよう「鉄骨梁」で補強しました。
新しいサッシを取り付け、外壁には「防水シート」を貼っています。
これで雨の日も一安心です。
外壁やサッシによって、屋内外が隔てられてから、壁の断熱工事を行います。
ウレタン吹付施工により、モコモコが柱の間を埋めています。
耐震補強工事は耐震診断を行い、補強の計画をしていきます。
今回は、斜めに設置する部材である「筋交い」と
木材同士を結び付ける「金物」を用いて補強工事をしました。
漏れなく施工できているか、すべての箇所を確認しながら工事を進めていきます。
石膏ボードを貼っていきます。
階段も新しく架け直しています。
この頃には外壁のモルタル施工も完了しています。
外壁は既存を残している部分と新しい部分を馴染ませ、施工します。
壁紙やタイルなどの内仕上げ工事をして、完成です。
LDKは広く明るくなり、ご家族5人でゆったり過ごせる空間となりました。
耐震・断熱改修を行った結果としては、
◎冬場、床暖房の輻射熱のみでも室内が暖かくなった
◎前面道路に大きいトラックが通ったり、強風が吹いたりしても家の揺れを感じなくなった
◎道路の騒音がリビングでも聞こえず、ストレスフリーになった
というお声をいただきました。
また、水廻り設備も高機能なものとなり、さらに生活の質が向上したように感じられているそうです。
生活時間の異なる家族の為に、洗面室と脱衣場を分け、扉で仕切ることでプライバシーを守りながらストレスなくお風呂を使用できるような間取りにしました。
お家の顔となる玄関は、純和風な佇まいから和モダンな印象へ変わりました。
門廻りの外構工事も行いました。タイルは玄関と同じものを使い、統一感を出しました。
これまでほとんど手を加えずに維持してきたお家を、今後の事も考えルリノベーションしようと思っていたところ、近所でエールハウスの完成現場見学会が開催されていて担当者と出会い、相談するきっかけになりました。
他社のハウスメーカーでも見積りやプランを出してもらっていましたが、間取りに制限があるリノベーションで、納得のいくプランを提案してくれたのはエールハウスでした。
補助金を活用しお得にリノベーション工事ができました。
元々は築43年の家のはずが、こんなにも断熱・耐震性能を上げることができて驚いています。
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